神様から連絡?・・・・え!?なんで!!?
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俺はナカジマ姉妹と一緒に空港にいた。
ゲンヤさんが空港まで俺を送ってくれたのだ。
ただ、ゲンヤさんは急用で勤務先に行ってしまった。
その際ゲンヤさんは俺に、
「ギンガとスバルに手を出したら承知しねぇからな」
と小声で言われた。
「それじゃあギンガ、スバルちゃん、俺はこれで」
俺は空港で管理局行きのバスを探すためにナカジマ姉妹と別れることにした。
空港で地球行きを探していたんだが、どうやら地球は管理局で言う《管理外世界》であり、管理局の許可なしでは行けないらしい。
管理外世界に行くには、その世界が管理局に知られている世界なら、管理局の方で送ってくれるらしい。
「ネロさん、行ってしまうんですか?」
「ネロ兄!行っちゃヤダよう!」
2人とも、そんな眼で見るな。
ギンガは瞳を潤ませて上着の裾を掴み、スバルちゃんは目尻に涙を貯めて腰に抱き付いて行くなと催促している。
どうしよう、お持ち帰りしたいよ!!
しかしそれだとゲンヤさんに張った押されるからやめる。
「まぁまぁ、落ち着いて。行きたい場所に行けるかまだわからないんだから」
「・・・でも」
「う〜〜〜」
困ったなあ。どうしよう?
・・・あ、そうだ!
「ギンガ、これを」
俺はギンガに金のアミュレットを渡した。
「えっと、これは・・・」
「まぁ、良かったら受け取って欲しい」
「は、はい!ありがとうございます!」
うん!喜んでくれて良かった良かった。
「え〜!?ネロ兄私は〜?」
「ああ、スバルちゃんはこっちね」
スバルちゃんには銀のアミュレットを渡した。
「えへへ、ネロ兄ありがとう!大好き!」
「うぉっ!?ス・・・スバルちゃん!?」
スバルちゃんが抱き付いてきた!
・・・ああ、スバルちゃんもいい臭いが・・・・。
ハッ!殺気!!
振り向くとそこには無言のギンガが
「ちょっ!?ギンガ待ったあぶおァっ!?」
俺の脇腹に右ストレートを叩き込まれた。
「行くよ。スバル」
「ネロ兄は?」
「・・・知らないっ」
「ああ、待ってよお姉ちゃん!」
気絶している俺を無視して姉妹は去って行った。
で、復活した俺はバス停を探していた。
「さて、バス停を探して(着信音〜♪ピッ)・・・もしもし?」
《やァ♪》
「あれ?神様か?どうしたの?電話なんて珍しい」
俺からかけるならともかく、神様から電話するなんて。
《いやぁ、実はイレギュラーが発生しててね?》
「・・・?イレギュラーだと?」
《うん、実は
この空港に魔界の門が開く》
俺は《御劔士郎》、転生者だ。
俺はなの
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