閑話4
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、それを仕掛けたであろう人物を見る。
「ずいぶん手荒い歓迎だな。一般人なら最悪死ぬぞ」
「あはは♪ユウなら大丈夫だって信じてるから問題な〜い」
仕掛けた人物、ルーテシアは人懐っこい笑顔でユウに近づいてくる。そんなルーテシアにユウは無言でチョップを入れる。
「いっったぁ!」
「大丈夫でも仕掛けていいことにはならないからお仕置きだ」
「う〜〜!」
「涙目で見ても無駄だ。エリオならともかく俺には効かん。改めて久しぶりだなルーテシア」
「うん!久しぶりね」
ユウの言葉にルーテシアも気を取り直して挨拶する。そしてユウの全身を見回す。
「実際に会うと実感するなぁ。本当にちっちゃくなったんだ」
「小さいと言ってもお前より大きいわ。肉体年齢も年上だ」
「そだね」
ルーテシアはカラカラと笑う。
それから二人は少し世間話してルーテシアにある場所に連れてこられる。そこは広い更地であった。
「こんなところに連れてきてどうすんだ」
「ふふ〜ん♪何故でし「……」まって!答えるから無言でチョップしようとしないで!?」
意味ありげに笑みを浮かべるルーテシアに向かってユウは無言で手刀の構えをとる。
「はよ言え」
「りょっ了解です」
ルーテシアの話を要約すると次の長期休みに元六課メンバー+αが来るらしい。その時に皆をビックリさせる訓練場を作りたい とのことだ。だが、制作予定時間と現在の進み見具合を考えるとアスレチック場だけはギリギリ間に合いそうにないらしい。
「それで俺にどうしろと?」
「手伝って欲しいな〜って。サービスするから」
ルーテシアの甘える様なお願いをユウは爽やかな笑顔で。「断る」拒否した 。その後、ルーテシアの粘り強い説得?によりユウはアスレチック作りに協力させられるはめになったのだった(スーパーデロドロンドリンクが用意されていたところから最初からそのつもりだったようだ)
そして現在のユウは運んで来た木材を組み立てている。中にはかなり重いものもあるがユウにとっては苦にもならなかった。それを見ていたルーテシアは。
「相変わらず凄い力だね。ガリューでも一人じゃ持ち上げられないものを軽々ると」
「関心してる暇があるならしっかり指示しろ。設計図はお前が持っているんだから」
こうして二人が話している間にも周囲を召喚虫逹が世話しなく動き回っている。
「は〜い。あっ地雷王。その木材こっちに持ってきて!」
二人と召喚虫逹の作業は日が落ちるまで続いた。
初日の作業を終えてルーテシア特製の露天風呂に入っている。
「すこい風呂だな。とても個人で作ったとは思えない」
どや顔しているルーテシアの顔を思い浮かべながらユウは露天風呂を満喫していた。するとカラカラとい
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