第2話
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は、テープを早送りした。
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するとそこには、茅都川の練習風景が映されていた。砲撃訓練…、
龍二「撃て??」
龍二の一声で砲撃が始まった。しかも、各砲撃に一切のズレも見当たらないし、的のど真ん中に命中。
次に走行訓練…、走行から急停止してからの方向転換した上での砲撃。しかも、どの戦車も皆、的のど真ん中に命中している。相当な技術力だ。
小山『凄い……。』
華『こんな技術力、見た事がありません。』
河嶋『これが、古雪流……。』
一同は唖然としていた。
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そしてその後、上記に置ける西住 しほと古雪 龍二の会話のシーンが映された。
みほ『お兄ちゃん……。』
沙織『みぽりんのお兄さん、みぽりんの事を本当に心配しているんだ。』
麻子『だが、みほの母さんは横暴だな。表面的な争いを止める為に、親善試合を利用するなんて……。』
杏子『まあ、家の都合なんてそう言うモノだよ。』
みほは全てを知って龍二を心配した。沙織はそんな龍二を気にかけたが、麻子はしほを非難した。一方の杏子は、誰もが言いそうなことを口にした。
沙織『でもどうするの、みぽりん。私達が勝ったら、将来みぽりんは、お兄さんと結婚する事になるんでしょ?嫌じゃないの?』
みほ『ううん、私もお兄ちゃんと結ばれるのは本望だから。でもお兄ちゃんは、私の事を心配してるから……。』
『『『『『……。』』』』』
沙織は龍二と結婚する事をになってもイイのかとみほに聞いたが、みほは否定どころか肯定した。
だがみほは、龍二が自分の事を心配する事を好ましく思っていない様だ。
その後、龍二が何かを思い悩むところが流された。
アケビ『龍二さん、何を悩んでいるのかな?』
磯辺『さあな、おそらく隊長の事だろう。』
龍二が悩んでいるを、磯辺はこう推測した。
だが、龍二が悩む理由は他にあった。
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そして次に、茅都川と黒森峰の練習試合の様子が映された。
最初は火力で勝る黒森峰が有利かと思われたが、技術力を持っての連携戦闘を取る茅都川学園が、事を有利に進めた。
テープには、平原にて茅都川と黒森峰の戦車が激突するシーンが映された。
戦車は、黒森峰が19輌(使用戦車は、ティーガーT1輌,ティーガーU2輌,ヤークトティーガー、ヤークトパンター、エレファントが1輌ずつ,パンター7輌,W号駆逐戦車6輌)に対し、茅都川が14輌(三式中戦車4輌,四式中戦車10輌)で、試合形式はフラッグ戦であった。
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カエサル『あの黒森峰を相手に…流石は茅都川だ。』
カエサルは圧倒されていた。茅都川学園の三式中戦車,四式中戦車隊が、黒森峰のティーガーU,ヤークトパンター,ヤークトティーガー等をことごとく撃破するシーンが映されていたからだ。すると…
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