九校戦編〈下〉
九校戦六日目(2)×ほのかの眩惑魔法と名無しのシャドーダイブ
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「忘れてると思うけど、一真と名無しが使うのは百年前あったエレメンツを使った事だから、例え光と闇を使ったとしてもあり得る事なんだよエリカ」
「まるで潜水状態のまま進んでいる感じのようだぜ。それだと最早この勝負の勝ちは決定したようなもんだな、水面でバトルしている奴らと潜水として進んでいるなら勝ち目はないな」
そう言っていた同時に本部でも同じ事を言った沙紀によって納得した鈴音達だった。
「なるほど、予選では空間移動みたいな感じでしたが決勝からは本格的なエレメンツを使ってきたという事ですか。風や水も使えるという事は、光や闇も使えるのであればこの決勝は彼の勝ちとなりますね」
「最早勝負という感じではありませんね。これでは、ただ名無しが勝つように推測されたとしか考えられませんな」
「名無し選手がなぜハンデをつけた理由が分かった気がしますが、高校生の実力とは思えない程です。二科生だとしても、これでは一科生ぐらいの実力です」
そう言ったが、なぜ二科生にしたかはこの前の事件でハッキリさせたからだ。そして余裕でゴール後、スピード・シューティングにバトル・ボードの一年男子は第一高校の名無しが優勝をしたのだった。残りはピラーズ・ブレイクだが、決勝リーグはまだ時間が余裕なのでしばらく休憩をしてから一度本体と合流を果たした。なおシャドーダイブについては、蒼太と沙紀が箝口令なので他では言わない事だと知らされたので名無し=一真が明かすまで秘密となった。
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