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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第四話
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事と状況によっては大量の魔力を必要とされる。現状、一般的な管理局の約半数を占めるCやBランク魔導士では少々荷が重い相手なのだ
「はーい、皆そこまでー。一回休憩を挟んだ後にもう一度最初からやるよ」
「は………はーい…………」
ボロボロだな…………
「ほら、疲れただろ?これ飲め」
「「「「あ、ありがとうございます!」」」」
俺の渡したスポーツドリンクを四人は一気に飲み干す。そんなに急いで飲むと体に悪いぞ…………
「キュク、キュクルー!」
「ん?なんだ、お前も欲しいのか?」
俺の足下にいるこの小さな白い竜の名は"フリード・リヒ"ルシエが卵から育てた飛竜とのことだ。昼食の時には居なかったのだが、ルシエ曰くたまに勝手に散歩に出て少しすると戻ってくるらしい。なにやら飲み物が欲しいらしく俺の足下でピョンピョン跳ね回っている
「え〜と…………ほら、これ飲め」
「キュクル〜〜♪」
俺は普段デイトナ用に持っている飲み物をフリードに渡した、どうやら気に入ったらしくとてもご満悦そうだ
「あの…………檜森……さん」
「?どうした?ルシエ?」
「その……フリードに飲ませてる物は一体なんですか?」
「あぁ〜……これはな、俺の使い魔特製"ドラゴン専用ドリンク"だ」
「ドラゴン……専用?」
「おう、ドラゴンは基本的に人間と同じ雑食ではあるが。肉を好んで多く摂取する傾向がある。だからこのドリンクで足りない分の野菜、果物類を補給するんだよ。」
人間で言うところの偏食家と言う奴だ
「そうですか…………あの!もしよかったら私にもそのドリンクの作り方、教えてくれませんか?」
作ってんの俺じゃないんだけと…………
「じゃあ、今度レシピ聞いておくよ。」
「あ、ありがとうございます!」
深々とお辞儀をするルシエ、大袈裟だなぁ……
「キュクル〜〜♪」
「おかわりは無いぞ……」
「キュクル〜…………」
こんな感じで今日の訓練は進んで行き、終わる頃には新人達は歩くのがやっとと言うくらいに疲れ果てていた
〜機動六課 訓練スペース付近〜
「初日からだいぶ飛ばしてな……」
〈さすがは本局の戦技教導隊のエースと言った所でしょうか〉
「そうだな……」
訓練が終わり辺りもすっかり夜になった頃、俺は一人で海を眺めていた
〈負けてられませんよね……〉
「あぁ……負けてらんねぇ」
俺は海に背を向け、隊舎の近いにある人気の無い林の中へと入って行った
〜機動六課 隊舎付近〜
「ふぅ………少し遅くなっちゃったかな」
私はついさっき、はやてと一緒に首都クラナ
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