第四十五話【INグリード・アイランド編】
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ろうが、接触してくるプレイヤーは皆無だ。
少し強引だったが、気配の隠し方が下手だった一人を脅迫紛いに捕まえて教えてもらったんだけど。
…と言うか、この辺り(最初の街)を拠点にしているだけあって修練の練度が低い…と言うか、良く生き残っているなあと思わずにはいられないほどだったが、そう言ったもの同士のコミュも存在するらしく、それなりに情報には敏感らしい。
「ぴーけー?」
あ、フェイトはそう言った言語はまだ知らないか。
「ゲームでの造語だよ。プレイヤーキル、又はキラー。だからPK」
「まさかっ!人を殺して回っている人がいるの!?」
「そうらしい。だから俺たちはここまでプレイヤーに接触しなかっただろう?PKを恐れて今この近辺のプレイヤーは皆隠れているらしいよ」
それも以前から居たPKとは別種のグループの手口らしいと言う情報もあった。
「だけどここ二、三日はここアントキバ周辺では被害は出ていない。これは単純にそのPKがアントキバを離れたからだろう。そんな中、リオの安全を考えれば全員で行くよりも、護衛と収集に別れるべきだ。
今回は先ず一番重要なリーブ(離脱)の入手が先決だからね。少し無理をする。
だけど、無理をするのは俺だけでいい」
これに対してなのはとフェイトから自分も行きたいと文句が出たが、リオを送り返すまでは護衛優先と言う事で何とか納得してもらった。
まあ、それが終われば本格的にカードを集めなければならないからもっと積極的に動かなくてはならない事も多くなるだろうし、リスクを承知で危険な事に手をださなければなら無くなるかもしれない、そう感じた。
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