巻ノ二 穴山小助その十
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ここでだ、一行の前にだ。
十人程の無頼な身なりの男達を引き連れたざんばら髪の若い男が出て来た、細面で髭がなく細く鋭い目をしている、鼻が高くやや赤ら顔だ。
着ているのは忍装束にだ、上から毛皮を羽織っている。右手には鎌、そして左手には鎌の付け根についている鎖と分銅がある。
その男を見てだ、三人は恐縮した態度になって言った。
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