暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
最終話 全ての終わり
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…みんながいたから頑張れたんだよ。少なくとも俺はフェイトと家族や友達がいると思うから、戦えた。キメラモンカオスには惨敗とか不甲斐ない結果出しちまったけど……」

フェイト「大輔…」

大輔「フェイト、いつか近い未来。エリオとキャロ見つけて、家族みんなで暮らそうな?」

フェイト「うん!!家族みんなでね!!」


































そしてエリオとキャロ、ルーテシアが飛ばされた時間軸。

エリオ「えっと…大分日数が過ぎているな。僕達がいなくなって数ヶ月も過ぎてる」

キャロ「デジタルワールド、少し適当過ぎだよね」

ルーテシア「大輔さん達に謝らないとね」

本宮家に急いで帰ると。

パーン!!

エリオ「!!?」

大輔「よう!!」

スバル「お帰り!!そして久しぶりエリオさん!!キャロさん!!ルーテシアさん!!」

キャロ「え?久しぶり?しかもさん付け?」

ティアナ「もう忘れちゃった?私達が子供の頃に一緒にたたかったじゃない」

ルーテシア「ええ!!?知ってたんですか?」

賢「うん。」

ルーテシア「だったらどうして冒険の内容を教えてくれなかったんですか!!」

ルカ「楽しようとしても駄目ですよ」

大輔「エリオ、キャロ、ルーテシア、お帰り。これで選ばれし子供全員が揃ったな。ようやく」

エリオ「父さん…」

フェイト「お帰り、3人共」

キャロ「お母さん…」

久しぶりに聞く大人の両親の声にジワリと来たキャロ。
フェイトは満面の笑みを浮かべながら口を開いた。

フェイト「エリオ、キャロ。あなた達にプレゼントがあるの」

エリオ「え?」

キャロ「プレゼント?」

首を傾げる2人にフェイトはお腹をさする。

フェイト「赤ちゃん。懐妊しました、エリオとキャロはお兄ちゃんお姉ちゃんになります」

軽く笑いながら言うフェイトに、エリオとキャロは唖然とした。
何を言うべきか考えている様子のエリオとキャロだったが、暫くすると、物凄い勢いで喜び始めた。
エリオは満面の笑みでフェイトの手を握り、ぶんぶんと上下に振っている。

フェイト「わ、わ、エリオ!!?」

まるで懐妊を伝えた時の大輔がそうしたように。
流石は親子。
本当にそっくりだ。

エリオ「よかったですね母さん!!赤ちゃんが産まれるの、いつですか、いつ!!?」

フェイト「まだ1ヵ月ぐらいだからまだまだだよ……」

キャロ「私、お姉ちゃんだってルーちゃん!!」

ルーテシア「よかったねキャロ!!」

まるで自分のことのように喜んでくれるルーテシアにキ
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