九校戦編〈下〉
九校戦五日目(5)×名無しの試合風景と今までの活躍ぶりを語る
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相手をするのは、最近IS部隊で活躍しかしていない舞だった。
服装は蒼い翼ブランドであり、最新の流行になる服を着ていたのだった。名無し側も、今までは黒の戦闘服だったが今は同じく蒼い翼ブランドで流行中である男性用の服装となっていた。ここでは、選手に合った気合が入る服装でファッションショーみたいな感じなので、名無しと舞が着ている服装は現在夏に発表されたばかりの服装だった。
『おおっと!名無し選手と舞選手が着ている服装は、今年夏に発表された最新のモノだぁ!』
「ここは試合でもあるが、半分はファッションショーみたいなもんだ。なので、俺達流の服装は自動的に夏発表された服装となった」
「相手は普段ならCBのIS部隊にいる方ですが、デバイスもIS用の武装を使うらしいですね」
「え?それはそれでいいのかしら」
「相手が名無しだから、それはそれでいいんじゃないのか真由美」
名無しは仁王立ちをして、腕を組んでいた。舞は量子変換されたIS用の武装を取り出した事で、フィールドの両サイドに立つポールに赤い光が灯った。名無しは目を瞑ったままだったが、黄色から青色に変わった瞬間にIS用GNビームライフルで乱れ撃ちを開始したのだった。無論名無し側は、ハンデとして一分間防御をしているだけとなっている。撃つのをやめた舞だったが、名無し側の氷柱十二本は破壊や木端微塵になる事なく立っていた氷柱。
『名無し選手の防御が堅いのか、舞選手の攻撃は一切効いていない模様です。残り時間あと三十秒となりました!』
「おいおい、名無しは仁王立ちしたまま何にもしてないように見えるが何かしているのか?」
「僕にもさっぱり分からないよ、でも精霊が守護しているようには見えているようだね」
「どうやらそのようですが、精霊は吉田君が使うような色付けはされていません。まるで透明な感じかと」
名無しは攻撃を受ける氷柱には、鋼よりも硬いようにしてあるので見た目は氷だが中身は鋼の柱だと観客やモニター室で見えている。そんで残りカウント10となったので、司会進行役の桜花はカウントを0にした瞬間に目を見開いてから手を横凪に振った。そしたら、さっきの深雪のようなフィールドとなりこちらは極寒であちらは灼熱なフィールドになるが、少しだけ違うのは絶対零度と灼熱がまるで渦を巻いているように見えた。
『名無し選手が使ったのは、先程織斑選手が使った「氷炎地獄」とは少し違うようです!』
「そう。俺が使うのは、氷炎地獄の発展型である氷炎竜巻だ。フリージングフレイムストームと名付けようか、さてとそろそろ終わらせるとしようか!」
氷と炎の竜巻が止むと同時に持っていたライフル型のデバイスを使って、二十四本あった氷柱を滅で最初から無かった事にしたのだった。こちら
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