第67話 爆弾魔
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ン君や俺達の実力を爆弾魔が知らないこと、「一坪の海岸線」のオリジナルカードを俺が持っていることを彼らが知らないこと、実は俺らが彼らと会ったことが無いため呪文カードで遭遇できないことを勘案した順だ。
つーかゴン君達の実力を知らない爆弾魔達が、殺しを前提として最短クリアを狙うんならゴン君達を狙うんじゃないか?って言ったらキルア君にいやーな顔をされた。
「贋作」がどうのとキルア君やツェズゲラさんから反論があったが「どうせ2種類だけなんだから、殺した後「贋作」のカードも含めて1枚ずつ確かめれば、強いと思っているチームより2番目のチームを相手にした方が労力は少ないよね」
と言ってやったら渋々納得した。
ゴン君もキルア君も少々のケガしかしていないが、無策で爆弾魔達と当たるつもりはさすがに無いらしい。
訂正。
キルア君とビスケさんはだな。
ゴン君は来るなら来い、とやる気満々だ。
☆ ★ ☆
じゃあどうしよう? という話しなんだが、一つだけ試してみたい手があって相談してみる。
少々呆れられたが、充分勝算はあるということで決行することになる。
ちなみに一つの要因となったのは、「俺達は爆弾魔達と遭遇していないので最悪、爆弾魔達がクリアしてからクリアすれば良い」ことを伝えたことだと思う。
で、約束−−−一方的に告げられたものだが−−−の1時間が経ち、ツェズゲラさん達が指定された「魔法都市」の入口に飛んでいく。
尚、現在いるのは懸賞都市からほど近い森の中だ。
まぁ、現在地には意味が無いんだが。
本を出し、俺以外の6人が同じ呪文カードを持って待機する。
飛んで行く前にロドリオットさん−−−ツェズゲラさんの仲間の1人だ−−−が「交信」を使っており、ツェズゲラさんと爆弾魔達との会話が伝わる。
「1人で来いと言ったはずだが………?」
「さすがに意見がわかれてな。まだ話し合いの最中だった」
「だが………。ようやく結論が出た。」
「ほう」
「戦おう」
よし、合図だ。
「同行オン・ツェズゲラ」
俺の宣言と同時に俺達7人がツェズゲラさんに向かって飛んでいく。
さぁ、勝負だ爆弾魔!
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