生命を消す者
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うだろ?リリー」
「別人とはいえ・・・一人でも知ってる顔がいると、落ち着くもんだな」
「二人でしょ?俺もいるんだから」
「お前はほとんど別人だ!!」
「向こうのシリルは男だったもんね」
「俺も男だから!!」
リリーの緊張をほぐそうと思って近づいたら、結構気にしてること言われたよ・・・でも、エドナツさんが言ってたもんな。きっとかっこよくなるって!!それまで我慢我慢。
「コラァ!!火竜!!ガキ!!小娘!!俺のリリーと青猫、白猫、茶猫勝負させろやぁ!!」
「あ?」
ガジルさんが暴れながらこっちに来ましたね。
「あんたらもエライ奴に目ぇつけられたわね」
「あう・・・」
「勘弁してよ・・・」
俺とウェンディはなんとも言えない顔になる。セシリーたちは戦うための猫じゃないですからね?
「望むところだぁ!!」
「ギヒ」
「望まないでよ」
「言っておくが、俺のリリーは最強と書いて最強だぜ!!」
「ハッピーは猫と書いて猫だぞこのやろう!!」
二人はメンチをきりながらそんな話をしている。でもそれ・・・普通だから・・・責めて最強と書いて最強ぐらい言ってくださいよ・・・
「あのさ・・・オイラ一瞬で負けちゃうよ?」
「だらしないわね・・・やる前から諦めてどうすんの?」
「今ならリリーもミニマムサイズだから勝てるかもしれないよ〜?」
「オイラ、期待されてる!!」
ハッピーはシャルルとセシリーに言われて嬉しそうな顔をしている。でもさぁ・・・やめた方がいいと思うよ?
「よせ・・・こう見えて、向かうでは師団長を任されていた。無駄なケンカは、ケガするだけだ」
「そういえば・・・」
リリーに言われてハッピーは青ざめる。リリーがまともな奴で助かったな、ハッピー。
「意外と大人なんだな」
「奴等が幼稚なだけでは?」
リリーの言う通りだね。
「仲良くやろうぜ。ハッピー、シャルル、セシリー」
「リリー!!」
「よろしくね〜!!」
「フン!」
「ほっ」
リリーたちが仲良く挨拶しているのを見て、ウェンディはほっとしていた。正直なことを言うと、俺もほっとしてるけどね。
「・・・で、なんで本人たちがケンカしてんのよ」
「グレイとエルフマンまで混ざってる」
「やれやれ〜!!」
いつのまにかナツさんたちは殴り合いのケンカをしていた。ジュビアさんも服を脱いで参加しようとしたけど、ルーシィさんに止められてたりする。
なぜかフリードさんやビッグスローさん、おまけにナブさんまで参加しちゃって・・・俺も行こうかな?冗談だけど。
「ああ・・・皆さん落ち着いて」
「やっぱりこうなるのよね・・・」
「妖精の尻尾はこ
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