小競り合いと不死鳥
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で返答が来るなんて思ってなかったから出掛けるなとは言ってなかったしなぁ。
仕方がないか。タイミングが悪かった。
いや、逆に一人以外都合がつくのだから、タイミングが…………
あっ……
束=問題児で友達少ないうえに祝日は家から出ようとしない。
千冬=堅いから、即時対応するため、遊びにいかなかった。
黒歌=仕事時以外家でのんびりしてることが多い。
恋=休日は基本家で使い魔たちの世話をしてる。
白雪=休日は家事をしてることが多い。
総合して基本的に休日家にいるやつが多い。
休日は家で完結してるやつが多いのだ。
逆に俺や理子は家に居ないことが多い。
理子は家で一番友好関係が広いから遊びに出掛けることは多々ある。
俺も遊びに出掛けることもあるが、一応フェニックス子爵家の当主であるため、公務があり、休日の半分はそれで潰れる。
と考えると、まぁ妥当な所なのかもしれない。
「じゃあ、鴉退治といきますかね。
白雪!」
「はい!」
名を呼ぶと誠菜と恋と話していた白雪が勢いよく体を俺の方に向ける。
「今回はリアスとの繋ぎ役になって貰う。
事が大きいから女王である白雪にしか頼めない。
駄目か?」
「いえ!命に替えても!」
いや、死なれたら嫌だし、そこまで気張らなくてもいいんだが、まぁいい。
「じゃあ、頼む。リアスには事の全てを伝えてくれ。
ついでに黒歌と束はカバー役として万が一に備えてくれって伝えといてくれ」
「はい!」
指示を受けた白雪は誠菜達に一礼して、リビングから出ていった。
これで連絡はオーケーっと。
「じゃあ、残りの4人で敵の塒に突入し殲滅する。
誠菜。今から見るのがこれからお前が生きる世界だ。覚悟しろ」
誠菜は真剣な表情で頷いた。
早いかも知れないが、早めに慣れていた方が誠菜にも優しいだろう。
「じゃあ、夜になったら行くぞ」
今度は皆が頷いた。
夜になってから行くのはまぁ、形式美みたいなもんだ。
結界を張れば一般人には戦闘していても気づかれないから日中だろうが真夜中だろうが変わらないしな。
さて、小競り合いの始まりだ。
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