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Fate/staynight/the/crossovermoment
最古の英霊
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は・・・望んで参加したんじゃない!
この巫山戯た戦争を終わらせる為に!」
終わらせる為に。叶える為に。約束を護る為に。
師匠は―――望を叶えて、諦めたんだろ? 俺は・・・師匠の二の舞だ、師匠の通った道を歩いている。狂った聖杯戦争を終わらせる為に刃を取った。聖杯戦争に参加した。憧れた師匠に追い付く為に憧れた師匠を超える為に。
なのに、なのに! なのに! なんでだよ!
「―――お前は何時かの俺だ。
希望に縋った―――正義の味方に憧れた・・・アーチャーの言った通りだ、救われない」
「救われない? なんだよ。なんなんだよ!
師匠! 貴方は、なんで!」
「セイバー―――時間の無駄だ。
命令する、『破壊』だ」
「御意」
セイバーは聖剣を構えた。
あの構え、あの異常な魔力。『エクス・カリバー』!?
「師匠!」
「マスター。離れて」
トン、と押され。地面に転んだ。
『アーサー王』
ポケットに手を入れ、眼鏡を掛けたアーサーはゆっくりと口を開ける。
「その聖剣、『エクス・カリバー』だね。
僕のとそっくりだ」
ニコッと笑って言う。
「斬叶のサーヴァント。
コイツを消せば斬叶は退場だ、義理だ。命は助けてやる」
『アーサー王』は『主君に捧げる勝利の剣』を構えた。
「!?」
驚いたセイバー表情―――初めて見た。
あの、セイバーは驚くなんて。
「主君に捧げる勝利の剣。それが僕の『エクス・カリバー』だ。
君のエクス・カリバーの真名は?」
運命は絡まった。
対の聖剣『エクス・カリバー』
『セイバー』の聖剣。
『アーサー』の聖剣。
その聖剣は、偽りなのか? 真実なのか?
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