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Fate/staynight/the/crossovermoment
最古の英霊
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さないで下さい」
バーサーカーの更なる一撃。
完全に『リンク』している。『マスター』と『サーヴァント』が。
狂戦士は理性を失わせる事で更なる力を得た戦士―――マスターの命令を無視する事も、前例として残っている。
それを前例を弾く様な『リンク』完全にバーサーカーを従えている。
「――――貴様!」
バーサーカーは鋼鉄の拳で乱打する。
鋼の一撃―――叩き込まれる一撃は『骨』を砕き、無限の一撃。
無限の乱打―――時を無視する『拳』無限の『拳』―――その名を―――。
「僕の英霊は幻想―――仮想の英霊だ。
でも、実在する。この漫画に」
弥生 楓は手元の『漫画』のページを捲る。
その捲られたページの先に―――人気漫画の主人公の『スタンド』が描かれていた。
無を望む。無を好む。無を選んだ少年のサーヴァントは―――少年の望んだ『守護霊』を具現化した結果。自分の理想を召喚する少年は最強の英霊を最強の『スタンド』を召喚したのだ。
「僕は聖杯戦争に興味は皆無です―――無茶苦茶な理論や論理に興味を持ちませんので。
でも、常識を覆す。常識を無視する『者達』は好きです」
パラパラ・パラパラとページを捲る。
「僕は『無』を創る
染まらない世界を揺るがない世界を唯一無二の世界を」

第六次聖杯戦争。
無茶苦茶な者達の無茶苦茶な願望が交差する中で弥生 楓は希望を感じる以前に興味を感じた。普段、考える事を放棄する事を今回は考えて、悩んで、考える。思考を凝らす『推理』
狂った聖杯戦争は序章の中盤を迎えるのだ。





『主君に捧げる勝利の剣』
神崎 斬叶のサーヴァント『アーサー』は被る。
師匠の相棒―――師匠の恋人―――師匠のサーヴァントに。
性別は男で、金髪。モデル体型で洋風鎧を装着。キャラ的に被るぞ。セイバー並の実力に王の風格―――正に『アーサー王』でも、認めないぞ。アーサー王は『セイバー』だ、セイバーなのだ。
聖剣を携えた英霊・・・セイバー以外に聖剣を宝具する英霊? そもそもアーサーのクラスは、なんだ?
剣を使ってるって事は『セイバー』なのか? でも、『アーチャー』も剣の達人だ。装備を見れば簡単に明確に解るとモオズ・アカラトは言ってたが・・・解らない。
アーサー―――――何者なんだ? 何故、『エクス・カリバー』を?

「aircello」

その一言でアーサーの服装は変わった。
フード付パーカー&Gパン―――&眼鏡。
携えていた聖剣はボールペンに変身、胸ポケットに収納されている。
・・・え、魔術師なの?
「幻覚―――違うな。
服装その物自体が変わってる」
「フッフッツ。私の特技です!
現在の流行ファッションを選んで、創りました」
ヒラッと一回転。
微妙に纏められた金色の髪が猫の尻尾の様だ。

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