初夏
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兄さんも気付いてるンデショ? 」
声が歪む。そして見た目すらも変わっていく。人から人外へと。
「 オイシソウダナァ・・・ヒサシブ『 サクッ 』 」
「 完璧 」
僕が1分前(・・・)に上空に投擲した例のあの剣が理想的なタイミングで落ちてきた。なんだかグニャグニャした気持ち悪いものを貫通して地面に突き刺さり、気持ち悪い何かは数秒もがいた後、光の粒に変わって消えていった。・・・散り際だけは綺麗なんだよなぁ。
「 今年もそろそろ花火の時期だなぁ 」
地面に刺さっているものを引っこ抜きながら、そんなことを考えていた。
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