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魔法少女リリカルなのは!?「Gの帝王」
四匹目《動き出す運命》
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的な事を言い始めれば倒れても当然なのかもしれない。他から見ればGと喋れるくせに何を言っているんだと言われかねないが、それは小さい頃から当然の事だった為、今更おかしい事だとは隆文は思わないのだ。
そして数時間がたった後、隆文は目を覚ました。だが隆文は起きて見える筈の天井を見れ無かったのだ。何故なら隆文が起きて最初に見たもの、それはフェイトの顔だった。隆文は今、フェイトに膝枕をされている。隆文は焦った、と言うより固まってしまったのだ。自分が可愛いと思っている女の子が自分のすぐ目の前で自分の顔を覗き込んでいる。となれば驚きと緊張で固まらない筈はない。

「あ、起きた……大丈夫? 」

「う、うん……だ、大丈夫」

「顔赤いよ? 熱でもあるんじゃ」
「っ!? 」

フェイトは隆文の顔が赤い事が気になり、熱でもあるのではないかと考えた。そして、隆文のおデコに自分のおデコをくっつける。隆文の状態はと言えば軽く放心状態で茹で蛸だ。フェイトもフェイトで天然な為全く隆文の心中が分からない。おデコを離し、「やっぱりあついよ? 」と言い始めているのだ。しかしその近くでは花が嫉妬に狂っていた。ブツブツと何かを言っている。だが隆文以外には聞こえない為、誰もその言葉を聞く事はない。例えそれがどんなに危ない言葉だったとしても。

「ごめんね隆文……驚かせちゃったよね」

「あ、大丈夫!? 僕なら全然平気だから!? 」

「本当? 」

「う、うん……勿論、だよ」

【あの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやるあの金髪殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺して………】

花はもうすっかり病んでしまった。しかし隆文はフェイトに夢中で気づいてない。そして当の本人であるフェイトも勿論知る術は持たない。フェイトがGの言葉を理解できる事はなからだ。だが知るも知らないも、花が危害を加える事もないのだ。ただのGである花には何もできないからだ。もし向かっていけば確実に殺される。しかしそんな事は花も分かっている為手は出さないのだ。でももし花が人間であったならフェイトの命は危うい物になるかもしれない。

「ね、ねぇ隆文? あ、あの……っ!? 」

「フェイトちゃん? どうしたの? 」

「ううん、なんでもないよ。ごめん隆文。用事が出来ちゃった。これから出掛けるから……そ
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