精神の奥底
44 赤き断罪者
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番号や音声などの漏洩のリスクが有ります。現状、連絡をつける手段は...』
「あぁ…オレたちだけでどうにかするしかない」
『これまでの状況を整理すると、全てのカギはデンサンシティにあります』
「間違いないな。何としてでも事件を解決して、マヤと博士、そして無実の光熱斗を救出。そして…スターダストにこいつを渡す」
シドウはポケットにヨイリーから預かったスターダストの修正パッチがあることを確認する。
そして信号を右に曲がる。
『ひとまず今晩は身を隠して休みましょう。あなたの肉体の疲労はあなたの想像を遥かに超えています』
「あと装備を整える必要がある」
『何処か行くアテがあるのですか?』
「あぁ」
シドウはサイドミラーを注視し、追手がまだ来ていないのを確認しながら交差点で今度は左に曲がる。
「オレがまだディーラーにいた頃、架空の名義でいざって時の為に借りてた部屋や倉庫が何ヶ所かある。そこならWAXAでも把握されていないはず」
『確かにWAXAのあなたの内偵データには、そこまでの情報は載っていませんでした。恐らくバレることはないでしょう』
「よし。じゃあ飛ばすぜ」
シドウは今後の方向性がある程度決まると、更に速度を上げた。
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