NO.16 凶禍楽園
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して、
どういうことだ?俺の『砲冠』、『日輪』を当てようともビクともしなかっったハズだが?
俺とルフェイちゃんの違いはなんだ?威力に大差はない。では何が?
「ルフェイ、一発だけさっきと同じのをうってもらえる?」
「分かりました」
もう一発放たれた魔力砲。やはり霧散した。
「今度はレイナーレさんが撃ってください」
そうだな。なら、ルフェイみたいに霊力と光力を混ぜた『滅光槍』を作り、久しぶりに光の弓をも作り、『滅光槍』をつがえ、放った。
空気を唸らせながら一直線に向かっていった俺の槍は、
「領域」を半分まで進み、そこで霧散した。そして、ジャンヌの霊力が減った。
「少し効きそうだったわね」
「はい。「領域」がまた狭くなっています」
光力を混ぜたら効いた。なら、もう一回、槍を作りつがえ、放った。
が、今回はまた霧散した。一回効いた攻撃は効かない?違う攻撃しか効かないってことか?
それでも減っている。なら、今度は『氣』も込めて、最大威力をぶっぱなす。
「『砲冠』!」
霊力も光力も氣も混ぜ混んで収束して、ジャンヌの頭のフードだけをはね飛ばすように放つ!
あのフードが『天使』の核みたいだ。一番霊力多く集まってる。ジャンヌ傷つけたら元も子もないし。
「私の魔力も使ってください」
ルフェイちゃんから魔力ももらう。
「発射ァ!」
一直線にフードに向かっていき、フードを吹き飛ばした。
ついでに髪の毛をちょっと焦がしてしまった。
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「おぉわったぁぁ!」
キッツい。マジキッツい。ここまで霊力やら何やら使いきったのはオーフィスと初めてやりあったとき以来だ。
知性が普段通りあったら負けてた。
「つ、疲れた・・・・・・」
ルフェイちゃんも疲れたみたいだ。
「レイナーレさん、『天使』が顕現するたびにこんな苦労してたんですか?」
「いえ、もっと楽よ。ここまで疲れたのは初めて」
さてと、ジャンヌを連れてこの空間をでる。引きずるのは仕方無い。
「はあ、昼寝しましょう。調度天気もいいみたいだし」
「勿論、皆でですね」
「ええ」
「なんで私は全身が痛いのに引きずられているの?」
おう、おはよう。すまん。俺もルフェイも背負えるだけの体力がない。
そして断空結界を出て、布団しいて皆で寝る。
やっぱり俺は、皆が大好きだ。
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