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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
リサーナ
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くなるまで、俺たちは手を振り続けた。

「おーし!俺たちもギルドに戻ろうぜ」
「みんなにどうやって報告しよう?」
「いや・・・みんな気づいてねぇんだろ?今回のこと」
「しかし、ミストガンのことだけは、黙っておけんぞ」
「ありのまま話せばいいんじゃないですかね?」
「みんな・・・手・・・」

俺たちはナディみたいにずっと手を振っていることをウェンディに突っ込まれる。いや、なんか楽しいんだって!ウェンディもやってみなよ!!

「ちょ・・・ちょっと待て!!」
「どうしたガジル!!お前もマネしてぇのか?」
「楽しいですよ!」
「ガジルさんもやりましょう!!」
「それに価値があるならな!!」

ガジルさんに怒られた・・・価値なんかよりも楽しさ重視でいいじゃないですかね?

「リリーはどこだ!?パンサーリリーの姿がどこにもねぇ!!」

そういえば・・・見てないような・・・

「俺ならここにいる」
「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」

俺たちはリリーの声がした方を見る。そこには確かにリリーがいた・・・ハッピーたちサイズの。

「「「「「「「「「「ちっちゃ!!」」」」」」」」」」

俺たちは全員が思わず突っ込む。あまりにも縮みすぎじゃない!?

「ずいぶんかわいくなったね・・・(汗)」
「どうやら、アースランドと俺の体格は合わなかったらしいな」
「あんた・・・体なんともないの?」
「今のところはな」
「こ・・・声はそのままなんだ〜・・・くくっ」

セシリーは縮んだリリーを見てお腹を抱えている。めっちゃリリーが睨んでるぞ〜。

「俺は王子が世話になったギルドに入りてぇ。約束通り、入れてくれるんだろうな、ガジル」

ガジルさんはエルザさんに視線を送ると、エルザさんは黙ってうなずく。ガジルさんはそれを見て笑い、リリーに抱きつく。

「もちろんだぜ!!相棒!!」
「うわ、泣いた!!」

ガジルさんはルーシィさんの言う通り号泣している。そんなに俺たちのことが羨ましかったんですね・・・

「で・・・それとは別に、怪しい奴を捕まえたんだ」
「おお!さっそく手柄か!!さすが俺のネコ!!」

リリーはそういって手に持っている縄を引っ張る。

「来い!」
「ちょ・・・私・・・別に・・・怪しくなんか・・・きゃっ!」

リリーがそうやって縄を引っ張ると、現れた女の人に俺たちの思考が一瞬停止する・・・

「ちょっと・・・私も妖精の尻尾(フェアリーテイル)の一員なんだけど・・・」
「・・・リサーナ・・・」

ナツさんは振り絞るようにその女の人の名前を言う。

「何なのこのネコ!!てか、エクシード!?」
「パンサーリリーだ」
「何だてめぇ!!俺のネコにけ
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