リサーナ
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んです〜!!」
羨ましいそうにハッピーとシャルルを見ているセシリーに、エクスタリアでウェンディを持ってくれた茶色のエクシードが抱きついてる。
セシリー・・・お前も気づけ・・・それがお前のお母さんだから!!
「なんでこんなにこっちのエクシードは鈍感なんだ?」
「まぁ、いいんじゃない?今は近くにいれるだけで・・・」
俺とウェンディがそう話すと、ウェンディは少し羨ましそうな顔をする。確かに・・・俺も羨ましい気がするけどな。
「とりあえず、無事に終わってよかったな」
「はい!」
「オイ!!うつってんぞナツ」
「あんたもね」
ナツさんとグレイさんはナディが腕を振っているのがうつったみたいだ・・・なんでナディはあんなに手をずっと振ってるんだ?
「それにしても、何と美しい・・・う〜ん、いい香りだ」
「こ・・・こいつは・・・」
エルザさんは一夜さんネコに匂いを嗅がれて青ざめていた。エルザさんって一夜さんのこと苦手らしいからね。それが出ちゃったのかな?
「私たちはとりあえず、この近くに住もうと思います」
「いつでも会えますね」
「何嬉しそうにしてんのよ」
笑顔のウェンディにシャルルがそう言う。いや、ウェンディ的には二人に近くにいてほしいからだよ。
「そう・・・」
シャゴットはそんなシャルルをぎゅっと抱き締める。
「いつでも会えるわ。シャルル」
「ちょ・・・」
シャルルはシャゴットに抱き締められ、表情を緩める。それが親の温もりだよ、シャルル。
「いつでも遊びにいらっしゃい、ハッピー」
「あい」
「かー!!来なくていいわ来なくてー!!」
「オイラ、おじさんとおばさんの匂いが好きなんだ。なんでだろ?」
ハッピーにそう言われた二人は、目に涙を溜めて震えている。よっぽど嬉しかったんですね。
「かー!!匂いをかぐなんて100年早ぇんだよ!!」
「ひーー!!」
ハッピーは白いエクシードに追いかけられる。ハッピーのお父さんは、素直になれない人なんだな。まぁ、そう言うのもいいとは思うけどね。
「あんたもいつでも遊びに来ていいよ〜」
「本当〜?じゃあおやついっぱい用意しててね〜」
「うん!いっぱい用意して待ってるから〜」
セシリーとお母さんもいつのまにか仲良くなっていた。でも、セシリーがあのエクシードを親と気づくのはいつになるのだろうか・・・
「みなさん!本当にありがとう!!」
「また会いましょう!!」
「元気でねー!!」
「じゃあね〜」
「おーうまたなー!」
「またね〜」
「とりあえずバイバ〜イ」
「いつでも遊びに来てねー!!」
俺たちはエクシードと別れを告げて、エクシードたちは飛んでいってしまう。彼らが見えな
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