第27話 妖精の戦士たち、守護者に挑む
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危なっかしいからね。君が嫌がっても守らせてもらうよ」
「ふ、フン!そう言ってくれるのは正直嬉しいけど、あたしは誰かに守ってもらおうなんて考えていないわよ?“守られたい”じゃなくて“守りたい”んだからね!アンタの背中を!!」
「っ!!じゃ、お願いしようかな?リズちゃん、僕の背中…君に任せたよ!」
「まっかせなさい!アンタの後ろは、あたしが守ってあげる!!」
そう言いながらソウジとリズは互いの背中を守り合い、見事なコンビネーションでガーディアンを一掃して行く。そして…
「あたしだって、負けないんだからね!!」
何時の間にかリズから新しい剣を受け取ったリーファは突風のようなスピードであっと言う間に20体近くのガーディアンを蹴散らした
シルフとケットシー、タカトラたちのおかげでゲートへの道が出来た。キリトは2本の剣を構えてそこへ眼にも止まらないスピードで突貫した
「行けぇっ!キリト!!」
「負けんなよキリの字!!」
「キリト君!!」
「キリトさん!!」
「絶対にアスナを助けなさいキリト!!」
「失敗したら切腹どころじゃないからねキリト!!」
「お兄ちゃん!!」
「「「「「「「行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」」」」」」」
タカトラ達がキリトに声援を送り、その言葉で背中を押され、キリトはゲートへ空高く飛翔した
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!」
キリトは両手に握った剣を縦横無尽に振り、ゲート近くを守っていたガーディアンを一直線上に葬り去る。そして、とうとうガーディアンたちの壁を突破したキリトの剣は石作りのゲートに突き刺さる
だが、ゲートは開かなかった
「どういうことだ?ユイ!」
「はい!」
ユイがキリトの胸ポケットから飛び出し、ゲートを触る。そして残酷な答えがキリトの耳に入った
「これは、クエストフラグによってロックされてるものではありません!システム管理者権限によるものです!」
「まさか、それって………!?」
「つまり、この扉はプレイヤーに絶対に開けられないということです!」
「そんな……」
絶望に呑まれかけたキリトだったが“あのアイテム”を思い出したキリトはすぐにストレージから出し、ユイに渡した
「ユイ、これを使え!」
カードを受け取ったユイは即座に読み取り、ゲートを解析した
「コードを転写します!」
すると今まで閉ざされたゲートが開き、光がキリトを包んだ
「…………転送されます!掴
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