第27話 妖精の戦士たち、守護者に挑む
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突貫する一同だったがそれを遮る様に空いた空間からすぐに別のガーディアンが現れる。
「くそ!邪魔だぁっ!!」
キリトが剣を振りガーディアンを切り裂く
しかしその瞬間…
−−−バキンッ!−−−
嫌な金属音が響いた。キリトの剣が真ん中からへし折れてしまった。今まで戦闘で耐久値が減り過ぎ、とうとう折れてしまったのだ
「あ……」
折れた剣はキリトの手の中でポリゴンになって砕け散った。頭が空っぽになり、呆然としているキリトは予備の剣を持ってない。
−−−このままじゃ…………!−−−
隣で戦っていたタカトラの中で焦りが生じた。ほんの数秒だが隙だらけになっているキリトの背後からガーディアンが襲い掛かっていた。反応に遅れたキリトは動けなかった。キリトのフォローに入ろうとするタカトラだが、ガーディアンが邪魔をする。
「「キリトぉぉっ!!」」
「キリトっ!」
「キリト君!!」
「お兄ちゃん!!」
「キリトさん!!」
タカトラ、クライン、ソウジ、ヤマナミ、リーファ、シリカが叫ぶが、ガーディアンが邪魔で援護が出来なかった。ガーディアンの剣がキリトに向かって振り下ろそうとした次の瞬間……!
「情けない顔してんじゃないわよキリトっ!アスナを助けるんでしょうが!!」
「「「「「「「っ!!?」」」」」」」
背後から聞こえた声…いや、怒号がキリト達の耳に入り、声がした後ろに目を向けるとそこに居たのは同じアーマーで身を固めたシルフのプレイヤーたちと飛竜に乗ったケットシーのプレイヤーたち。途中で分かれたリズベットがいた。シルフとケットシーのそれぞれの領主であるサクヤとアリシャが指示を飛ばした
「シルフ部隊!エクストラアタック用意!」
「ドラグーン隊!ブレス攻撃よぉぉぉい!」
「フェンリルストーム……!」
「ファイヤブレス……!」
飛竜が口にエネルギーを、シルフ部隊は剣先から眩い閃光を収束させ、そして……
「放てッ!!」
「撃てッ!!」
2人の領主の指示にシルフ部隊は剣先から眩い閃光を、飛竜たちの口から巨大な炎を吹き、ガーディアンの軍勢を一掃した。徐々にガーディアンたちは数を減らし始める。再び突破するチャンスが出来たがキリトにはもう剣が無かった。すると…
「キリトォォォォォォォッ!これを使いなさい!!」
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