第27話 妖精の戦士たち、守護者に挑む
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いた
「ま、行ってみればわかるでしょ?何か有るにしろ無いにしろ、行かなきゃ分らないままだからね」
気楽に聞こえるソウジの発言だが一理あるためか気を引き直したキリトたちはグランドクエストに挑むために武器やアイテムの装備を確認して最後の戦いを挑む
入口にはキリトたちの数倍はある巨大な妖精の騎士の彫像が両脇に一体ずつ鎮座していた。すると彫像が動き出し、持っている剣を交差させる。
―――未だ天の高みを知らぬ者よ、王の城へ至らんと欲するか―――
体が震えるほど低い声が響くと、目の前にクエストへの挑戦意志を質すイエス、ノーのボタンが現れた。ボタンを押す前にキリトは仲間たちに声を掛けた
「みんな、準備は良いか?」
「もちろん!」
「いつでもどうぞ?」
「先陣はオレが切るぜ?」
「いくらでも付き合ってやるよ!そのために来たんだからな!」
「さっさと終わらせて、皆で祝杯をあげましょう」
「微力ながら、私もお手伝いします!」
「きゅあっ!」
「僕達なら出来るよ」
キリトの言葉にリーファとレコン。タカトラ、クライン、ヤマナミ、シリカとピナ、ソウジが答えた。それを聞いたキリトは強く頷き、“YES”のボタンを押した。すると…
−−−さればそなたが背の双翼の、天翔に足ることを示すがよい−−−
轟音が響き、扉が開かれた。その音は何処か、アインクラッドでのフロアボスのボス部屋の扉が開く音を強く彷彿させた。
先陣としてまずキリトとタカトラはそれぞれ背中と腰に差してた剣と刀を抜き、構えた。仲間たちもそれぞれの武器を構え、ドームの中に突入した。ドームの中は薄暗かったが、すぐに明るくなり、中は空洞……天井にはゲートがあった。
「どうやら、あそこが世界樹へ繋がる入り口のようですね……」
「ようはアソコに辿り着けばOKってことだろ?」
ヤマナミの言葉にキリトは答えながら剣を両手で握りしめ、勢いよく飛び上がった。それに続くようにタカトラも飛び、仲間たちも続いた。
「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
「おりゃあああっ!!」
飛び上がってすぐに頭上の白い窓から二体のガーディアンが現れた。その内の一体をキリトは剣を交え跳ね退け、即座に剣を首に突き刺し斬り落とす。タカトラも同じく、迫って来たガーディアンの剣を刀で受け流し、鏡のようなマスクで覆われた顔に刀を突き刺した。
「ふっ!!」
「はぁっ!!」
「どぉっりゃあぁつ!!」
ソウジやヤマナミ、クラインも他のガーディアンを蹴散らした。リーファとレコン、シリカは後方支援として回復魔法を集中し、余裕が出てきたのかクラインが
「よっしゃ!こ
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