マブラヴ
1002話
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術機もいる。個人として合わなかったりする奴、あるいはアメリカのように近接戦闘に重きを置いていない国の戦術機とかは、ナイフを取り出してシャドウへと襲い掛かっていた。
……近接攻撃を得意としていないのなら、別にそっちに回らなくても遠距離からの射撃組に入れば良かったと思うのは俺の気のせいか?
ともあれ、振り下ろされた重斬刀やナイフがシャドウに命中する前に、テスラ・ドライブを使ってフワリと空中に浮き上がるシャドウ。
マッシブな外見だが、シャドウはグラビコン・システムによりかなり重量が軽減されている。だからこそ、あれだけ空中を軽快に動きながら紙一重で攻撃を回避しつ、横を通り抜け様にプラズマバックラーやプラズマステークで攻撃出来る訳だ。
勿論本気で使えばリオンよりも脆い戦術機はあっさりと破壊されてしまうので、軽く触れるだけだ。それで向こう側が大破判定となる。
攻撃を回避しつつ撃破していき……それが数度続くと、既に近接戦闘を挑んだ戦術機は全機が撃破判定を食らう。
そうなれば、もう射撃する為に離れていた機体はシャドウにとっては餌でしかなく……グラビティキャノンにより放たれた重力波砲で撃墜判定を食らうのだった。
「ま、機体性能を考えればこんなものか」
「だな。にしても、レイも随分と腕を上げてたな」
フライドポテトに手を伸ばしながらそう告げると、ムウが自慢げに笑みを浮かべる。
親馬鹿が。
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