第五十五話 最後の戦いその九
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彼等に。
薊がだ、最後の一撃を終えて。
赤い自身の残像を残しつつ膝を折った姿勢で着地してだった。そこから立ち上がり怪人の背に身体を向けてだ。
そうしてだ、こう言ったのである。
「危うかったけれどな」
「そうだ、我々は最後の時までだ」
怪人達は少女達に身体の前を向けた、そして死を前にしつつ言った。
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