第四十二話
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年前のテスタロッサを凌駕している。それは貴様のお陰と言う事か?」
「そうかもしれません。彼女達(この世界のなのはとフェイト)は誰かに師事された事は?」
「…才能も有っただろう、その努力も惜しまなかった。が、しかし、良い師にはめぐり合わなかったようだ」
ユーノが教えられた魔法も、その行使方法が違うためにほぼ独学に近い。
近接、回避などは自己流と言う事。
「身近に凄い人が居たはずなんだけどね」
士郎さんとか恭也さんとか。
魔法は教えられなくても戦闘は教えられたはずなのだが。
魔導師>古流剣術と言う感じで聞きもしなかったか、士郎さん達も教えなかったか。
確かに普通の剣道程度ならば魔導師に勝つ事は難しいだろう。
しかし、御神流なら周りの状況などでは一変する。
遮蔽物があり、地上戦、近接でなら御神の剣士に軍配が上がるだろう。
それほどまでに修めた剣術と神速がチートくさい。
シューターやバスターなどはかわせるだろうし、バリアジャケットを無視して斬戟威力を内部浸透できるだろう。
何より神速が使える彼らの動きをその目に捉えることは難しい。
そこらの魔導師ならば余裕で勝てそうだ。
シグナムがレヴァンティンを構えなおす。
「では、思う存分打ち合おう!」
「分りました。全力でお相手します」
なのはとソラもそろそろ決着といったところ。
「ありがたい!」
俺の言葉にシグナムが地面を蹴った。
side なのは
『アクセルシューター』
「シューーート」
目の前の未来のわたしが大量のスフィアを展開、わたしを狙って撃ちだした。
「またそれですか。いい加減学習してください」
大量に展開したといっても実際誘導出来るのは幾つほどか。
わたしもスフィアを展開させる。
展開したスフィアはわたしの体の周りに待機させるように密着させて、わたしは未来のわたしに向かって距離を詰めるように飛ぶ。
展開されたシューターがわたしを襲うがお兄ちゃんのように正確無比で高速で飛来するそれに比べると幾分も劣る。
わたしは前に出るようにして回避する。
さっきからこんなのばかり。
シューターとバスターの二つだけ。
実際はどうにか設置型バインドで拘束しようとしているようだけれど、何処に設置しているかバレバレ。
向こうはなんで避けられるのかという顔をしている。
うーん、もしかして設置型バインドの回避方法とか知らないのかな?
と言っても難しいことをしている訳じゃないよ?
要するに『円』の魔力版。
自分の魔力を周囲に拡散させて、ソナーのように魔法が行使された場所を感知。
後はそれを踏まないように
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