第四十二話
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『アクセルシューター』
「シュート」
なのはさんが反撃とばかりに誘導弾を撃ち出す。
しかし直ぐさまそれを打ち落とすかのように総ての弾をなのはは自身のシューターで正確に相殺させ(とはいってもなのはさんのシューターとは違い誘導性を犠牲にして速度重視にしたものだが)シューターが爆発する一瞬を突いてすぐさまなのはさんの懐に飛び込み一閃。
『徹』は使わずにバリアジャケットを抜かないようにわざと手加減をして吹き飛ばしている。
わざと追わずに空中で停止。
「ディバイーーーーン」
それを見てなのはさんは収束砲のチャージを始めるが。
収束している弾丸にすぐさまなのははシューターを突き刺すと、収束した魔力が爆発。
まあ、足を止めてチャージしている最中なんて狙ってくださいと言っているような物か。
その爆風でなのはさんは吹き飛んだところを正確無比にシューターを一斉射。
何とか持ち直したなのはさんはすぐさまなのはの位置を探ろうとするが、その気配すらつかめずにシューターに翻弄されている。
一方フェイトさんの方は。
「「ハーケンセイバー」」
両者ともサイズから魔力刃を飛ばす。
その刃が衝突し爆発。
「「サンダースマッシャー」」
双方とも中距離射撃を放つがコレも相殺。
『『ブリッツアクション』』
魔法で加速してからの袈裟切り。
しかしコレも鏡合わせのように打ち合わされる。
「はぁっ、はぁっ」
まさか自分と全く同じ魔法、同じ動きで相殺されるとは思わなかったのだろう。
精神的動揺が伺える。
「ありゃりゃ、ソラもなのはも完全に遊んでるね」
「うん」
フェイトが同意する。
その時後ろから凛とした声がかかる。
「ほう、高町達は遊ばれているのか」
振り向いた先にはシグナムが此方に剣を向けていた。
side other
「なのはさんが一方的に攻められている!?」
それは誰の叫びか。
しかしそれは全員が思ったことだ。
「フェイト隊長は辛うじて打ち合っていますね」
スバルが戦いをみてそうもらす。
「いや、そう見えるならお前達はまだまだだな」
「どういう事ですか?」
「見ろ。不破ソラは同じ魔法を同じ威力で同じ軌道にぶつけているんだ、それもわざとな。そんな事は普通出来る物じゃない」
「言われてみれば…」
シグナムの答えに押し黙るスバル。
「二人は不破ソラと不破なのはの相手で手一杯。御神アオと御神フェイトが丸まる余っているな。傍観に徹して戦闘に加わる気は無いようだが、加われば一気に天秤の針は傾くのは必死」
「どうすんだ?」
ヴィータがシグナムに聞いた。
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