暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
オマケ
志真埜雪乃の憂鬱
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「山中暦日………?」

【君の願い。聞き届けた】

私の周りを眩しい光が包んで行きます。そして、気が付くと見慣れた土地に居ました。

「雪乃?大丈夫ですか?」

声がした方を向くと小学生くらいの見慣れた人物が居た。そして、ワタシに手を伸ばしてニコッと笑います。

「雪乃、行きましょう。授業が始まってしまいます」

???

あの始まりからもう何回同じ事を繰り返してきただろう。その度、見たくない最期を見届け ループへと手を伸ばす。でも、今回の世界線は何かが違う気がする。

「ののさん、授業が始まってしまいますよ。急ぎましょう」

「ええ、那珂様」

そう言って、差し出された手を握ると何故か胸が高鳴る。
(優理様じゃないですのに……)
小さい背中に視線を送る。

(優理様。今回の世界線は何かが起きるかもしれませんの、それにこの世界線の那珂様は貴女と似過ぎていて心配ですの。貴女みたいに無茶をしないか。すごく心配ですの。だから、嫉妬しないで下さいの。ワタシが那珂様に近づきすぎても)


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