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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
初めてのケンカ
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「那珂様の機体とワタクシの機体って本当違うんですのね。ワタクシもお手上げですの」
「そうですか……」
落胆する私を見て、何故か顔をキラキラ輝かせるののさん。それのキラキラオーラに嫌な汗をかく私。
「でも、那珂様がこんなにもワタクシを必要としてくださるなんて嫁冥利につきますわね」
「…………」
ののさんを無視して近くにあった銃を持って、的めがけて射撃訓練を行う。
(くそっ、外れた。もう……二センチ下か?)
「も〜。那珂様のいけず〜」
「………」
ツッコミを入れたら、負けと知ってるので知らん顔をする。向けていた視線を的へ固定して、銃を構える。
「那珂様は放置プレイがお好きと……。ちゃんとメモを取りましたわ、これであの優男から那珂様をーー」
「ちょっ。何を書いてるんですか!?貴女は!!」
振り替えた私が見たのはISを操縦しながらも器用に手帳に何かをスラスラっと書いているののさんの姿だった。私はののさんに近づき、そのメモを奪う。するとそこには見るに堪えない私との関係をランクアップさせるための作戦がびっしり書かれていた。それを黙って、ののさんに渡すとののさんは恥ずかしそうに身をよじりながら爆弾を投下する。
「その……那珂様……?」
「なんですか?」
「その……那珂様はワタクシと契りを交わす時もそんなプレイがお好みですの?」
「ぶぅ!?」
「いえ、ワタクシ自身。ドMですし、ドSな那珂様とは相性がいいと思いますの。でも、たまには構ってくださいね?ワタクシ、寂しがり屋なので」
「貴女という人は何を口走ってるですか!?もうっ!!……ツッコミを入れるのも疲れてきました……」
「そういうスネてる那珂様〜大好きですの〜」
そう言って抱きついてくるののさん。
「はいはい。ありがとうございます、さっさと射撃訓練しましょう。ののさん……よく見たら、私達だけじゃないですか。ちゃんとしてないの」
「もしかして、那珂様。ワタクシの告白が恥ずかしかったんですのね。それで話をずらして……もう、那珂様の照れ屋さん♪可愛いですの〜」
「はぁ………」
頬をグリグリされながら、射撃訓練をしたが当たらないものですね。やっぱり。
(あぁ〜っ。あんなに近づいて、何さ 優里も楽しそうにしちゃって)
「で、シャルル。ここは……シャルル?」
「あっ、ごめん。一夏、ここはね。こうするだよ」
「おぉ、すごいな」
一夏に教えながら、チラチラと優里の方に視線が向く。
「優里も変わったよな」
「え?」
一夏も訓練を止めて、優里の方を向く。
「俺と別れて、あんな仲良い友達が出来ていたんだな。あいつ、たまに強がりだった
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