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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
私の居場所
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、セシリアも同じで。簪さんと一夏は戸惑っていた。ラウラは私に飛びついてきて、更に背中のパンチが強くなる。それがラウラが頬ずりを加えたことでドス黒いオーラも増してやイラっと頬をひきつる気配も感じ取り、私は顔を青ざめさせる。

「まだ、やっていたのか。貴様ら」

そう言って、溜息をつく箒に視線で助けてと送るが、箒は無理だと速攻で返してきた。

「………」

「そうだ!楯無さんから離れれば……」

そう言って、勢い良く後ろに下がったのがいけなかった。シャルを巻き込んで後ろに倒れこむ私はすぐに身体を起こすとシャルに手を伸ばす。しかし、シャルは座ったままで一向に手を握ろうとしない。不安になって、しゃがみ込み下から覗き込むように見上げると何故か顔が近づいてきた。ポカーンとする私と周りの知人達。

「優里がいけないんだからね」

そう言って、立ち上がったシャルはいつの間にか食べ終わっていた定食を持って、そそくさと部屋に戻っていた。残された私と周りの知人達はシャルの行動によって更なるカオス空間を作っていた。ポカーンとする私を取り囲む右回りで箒、一夏、鈴さん、セシリア、楯無さん、簪さん、ラウラの7人はそれぞれシャルのドス黒いオーラに負けないオーラを醸し出していた。それを驚きから戻った私はビクビク震えながら見上げる。

「学園で何をしてるんだっ!!こっこの不埒者がっ!!」

ギャアアアア!!
紅椿を展開して、つい最近まで怪我人だった私を斬りつける箒。
(このっ!!鬼っ!!)

「あら?まだ、くたばってないのね?」

ギャアアアア!!
甲龍を展開して、衝撃砲をバンバン撃つ鈴さんの笑顔に血の気が引く。
(修羅……がおる……)

「ほほほほっ!優里さん?自分だけ青春を満喫してるなんて……うらっ。ごほんごほん、許せないですわ」

「さっき、羨ましいって言お……って、ビームは本当に危ないですからっ!!」

「お黙りなさいっ!!優里さん、貴女に逃げ場なんて無いのですから」

顔スレスレを通り抜けて、床を焦がすビームに頬が引きつる。上を見るとまだブルー・ティアーズが私をどう撃とうか迷っているように宙を迂回している。こんなところ居たら死ぬっ!!と思った私は駆け出すが首元にナイフを突きつけられ、身動きが取れない。

「嫁よ。逃げられると思ったか?まだ、貴様には聞きたいことがあるからな」

「……っ」

「あっ!」

隙をついて逃げ出すと行く手を塞ぐ楯無さん。
(そもそも……)

「なんで、楯無さんも参加してるんですか!?」

「だって、楽しそうじゃない?それに優里ちゃんに顔が傷付いちゃったし〜」

「っ。それは……」

だって、誰だって。後ろから不穏な気配を感じたら避けるよね?
全力で走る私の
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