暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
私の居場所
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々瞼がピクピクと動いたりと。
(……優里の……意地悪っ……)
そんな事されたら……僕……。彼には敵わないなと思う僕だった。

「ん……」

唇を外すと優里は僕に腕を回すとまたキスをする。優里のキスから解放されたのはその数十分後だった。

???

「唇が痛いです……」

「それはそうだよ」

私は稲荷定食を食べながら、唇をさする。隣をチラッと見ると苦笑しているシャルが居た。ちなみにシャルの定食は同じでなんか優里の好みが知りたいとか何とか小声で言っていた。

「だって……」

そう言って横を勢い良く向くと小首を傾げるシャル。そんなシャルが以前にも増して可愛く思えたり、それが恥ずかしく顔を指定位置に戻す。もくもくと食べていると後ろから忍び足の音が微かに聞こえ、その何者かが飛びかかろうとした時に立ち上がり、身体をそらす。そして、ドンと勢い良く机に頭をぶつけるのがこの学園の生徒会長だったり。私はそのまま、腰を下ろすと食事を再開する。シャルは目をパチパチしているが。

「優里ちゃん、酷いわね〜。お姉さん、痛かったわよ。ほら、見て。お姉さんの美顔に傷が……って、きゃあっ」

「痛いの痛いのどっか飛んでけ〜。よしよし」

「優里……」

楯無さんの頭を昔よくしてもらったおまじないで頭を打った所をナデナデすると何故か後ろからドス黒いオーラを感じる。気にせずに楯無さんをナデナデしていると。またしても横からガチャンと騒がしい音。続けて、上擦った声で私を指差すのは長い黒髪をポニーテールにしている親友。顔を真っ赤にして私と楯無さんを見ると口をパクパクさせて言葉にならない声を発している。それにさっきから凄い力で背中を殴れている。
(痛っ……)
箒は床に落ちた定食には目もくれず私を指差すと突然怒鳴る。

「優里、貴様っ!!何をしているっ!こんな所でっ!!」

「何って……痛いの痛いの飛んでけ〜……?」

「なんでこんな所でしてるのか?を聞いているっ」

「楯無会長が私にダイブして、その際テーブルに頭をぶつけたから痛そうだな〜と思って」

「……そうか」

箒は納得したのか落とした定食を拾い、また定食を貰いに列に並んだ。その際にも背中の攻撃は続いている、振り返りたいがドス黒いオーラのせいで100%酷い目に会う気がして振り返れない。なので、ナデナデと楯無さんの頭を撫でる。もう、半ばヤケクソなので髪型がぐちゃぐちゃになっている。

「……何?このカオス空間」

「相変わらずのトラブルメーカーですわね、優里さん」

「嫁っ!帰って来てたのかっ!!」

「那珂さん……お姉ちゃん……」

「優里!?何してるんだ?それにシャルル」

私はニコっと作り笑顔を作りながら、五人の方へ向く。鈴さんは呆れ顔
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