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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
似たもの同士
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」
「ひぃ!!優里ちゃん、なんとかして」
「いや、私には関係……」
「このままじゃあ、あの子に会いに行けない」
「良し。ミラさん、とりあえず落ち着いてください」
まぁまぁと鼻息を荒くしているミラさんを落ち着かせるとミラさんはなんとか落ち着いたらしく、今度は腕を組んで私を睨んできた。
「よく見たら、貴女……あの泥棒猫の……」
最後まで続けなかったのは私が彼女を睨んだからだろう。自分の好きな人を泥棒猫と言われて嫌な気持ちにならない人は居ないだろう。彼女は軽く震えるが構わず、続ける。
「あの子に何を言われたか知らないけど、シャーロックは日本に行かないから」
「へぇ〜。そうですか?でも、それってあなたの一方的な言い分でしょう?」
「一方的な?何を言ってるのかしら?この小娘は」
「私は小娘ではありませんよ?男ですから」
「「………」」
「なんですか、その沈黙は」
私の爆弾発言に目の前のミラさんも後ろに隠れているシャーロックさんも目を丸くして、私を舐めるように見る。その視線を苦い顔で耐えると二人の言葉がハモった。
「「えっ?嘘をついてるんじゃなくて?」」
流石に親子というべきか全く同じ言葉を言う二人に苦笑を漏らす。
「本当ですよ。それになんでこんな修羅場で嘘を付かないといけないんですか?シャルにも嘘、付いてないよね?って言われましたよ。本当、親子ですね」
「そうか……あの子も……」
「証拠はーーシャーロックさんとお風呂に入れば分かることです。なんで、顔を赤くするんですがシャーロックさん……」
里親と同じ反応に若干引きながら、ミラさんを見る。
「なんで、シャーロックさんを日本に行かせないんですか?」
するとミラさんは顔を横に向けるとボソボソと呟く。
「だって、シャーロックって方向音痴だもの。迷って、帰れなくなったら困るじゃない。それに……あの子に合わせなくないというか……」
(なるほど、この人もこの人なりにシャーロックさんを心配してたんだ)
「心配しないでください。ミラさん、シャーロックさんは責任持って私が連れて帰ります。だから、シャーロックさんをシャルに会わせてくれませんか?このまま、縁を切ったところでシャルは本当の意味で救えませんし、やっぱり親子は一緒に住むに限りますよ」
その時、私はどんな顔をしていたのかは分からない。でも、ミラさんは暫く考えた後で首を縦に振ってくれた。そのミラさんに頭を下げて、シャーロックさんと二人して喜んだ。
???
ある寝室での夫婦の会話。
「ミラ。ゴメンね、またわたしの勝手で」
「気にしないで。あなたの勝手は今に始まったわけじゃないわ」
「で、どうだい?優里ち
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