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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
突然の敵襲
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っている敵はゴーレムといって簡単にいって石人形だ。
「っ」
「優里、大丈夫?」
「これくらい、あれに比べればどうってことないです」
「もしかして……まだ根に持ってるの?」
シャルが苦笑するが私はそのシャルにウィンクを送る。それから数時間が経ち、あらかた敵も生徒も減った所で私はあることに気づいた。
(………更識さん……どこ行ったんだろう……)
周りを見渡すがそれらしき人物が見当たらない。確か開催式には居た気がする……ということは他の生徒一緒に逃げたのだろうか?いや、彼女も専用機持ちだ。他の生徒をおいて、自分だけ逃げたとは考えにくい。
(………なんか、嫌な予感がするな……)
「とう!やぁ!!これである程度は……あとはシャル任せていいですか?」
「うん?いいけど?どうしたの?」
「ちょっと気になった事があるので」
シャルにその場を任せて、走る。
??
「……おいおい。この子、那珂優里じゃないぞ。貴様、また適当にそこらに居た子を連れて来ただろう」
「あっ。本当だわ〜、オレ目が悪いから気づかんかった〜」
「貴様という奴は……」
学園から遠く離れた場所にある廃墟に黒い髪の男と青い髪をした男が話し合っていた。その傍らには水色の髪をセミロングにしてメガネをかけた少女が横たわっている。黒い髪の男は少女に手を伸ばすーーちょうどその時。
「はぁ……はぁ……。疾風迅雷を使ってまでもまだ長いってどんだけですか……」
男が突然開いたドアに視線を送るとそこにははぁ…はぁ…と肩で息をしているお下げの少女が居た。少女は男達を睨むと傍らにいる少女を指さす。
「とりあえず、更識さんを返してもらっていいですか?」
黒い髪の男はその少女こそが自分達が求めていた少女だと悟った。すると自然と笑みがこぼれる、まさかターゲットがノコノコと自分から現れてくれるとは思いもよらなかったから。静かに笑い続ける男を怪訝そうに見つめる少女。
「会いたかったですよ。那珂優里さん」
「…………。そうですか、それより更識さんを返して下さい」
「……まぁ、いいでしょう。おい」
「へいへい」
黒髪の男に言われ、青髪の男はメガネの少女の縄を解くと少女に投げる。少女は一瞬驚くが見事に受け止めると近くの壁に少女をゆっくりと置いた。振り返ると男達から少女を守るように立つ。
「それで?私、何か用ですか?」
「君は意外と話がわかる子なのかもしれないね。簡単に言うとぼくらと一瞬に来て欲しいだよ。ぼくらはこの世界を変えようと思っていてね。君の力を借りたいと思っていてね」
「お断りします。私、やることがいっぱいあるので」
「……即答だね。もっと考えてくれてもいいんだよ?」
「
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