死人に対して暴言吐く者は死刑!・・・弁解の余地はない!
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・・・死者を罵倒する愚かなことをする外道の頭を踏みつけている」
「き、貴様!こんなことをして只で済むと(ググググッ)グギャアアアアアア!!?!?」
俺は脚にさらに力をいれた。
・・・怒りが収まらない。
あまりのことで、魔人化してしまいそうだ。
そう自分を抑えている内に俺は鎖で縛られた。
「長官、大丈夫ですか!?」
「その足を退けろ!愚か者が!」
「職務妨害の罪で逮捕する!」
どうやら男の配下がやったようだ。
男は俺が捕まっている隙に逃れ、頭を抑えながら立ち上がった。
「ぐっうう・・・貴様、私にこんなことして、覚悟はできているんだろうな!?」
「何の覚悟か知らないが、覚悟する必要などない」
「何?」
「それより貴様等が覚悟しろ。ーーー死ぬ覚悟をな」
そう言って俺は力付くで鎖を砕き、闇魔刀を抜く。
「死者を冒涜する奴等は殺すまで」
「死ぬのは貴様だ!食らえ!」
配下の1人が俺に攻撃してきた。
だが・・・遅い。
攻撃が放たれる前に闇魔刀でそいつの胴を斬った。
斬られた男の下半身からは噴水の如く涌き出ていた。
悲鳴が上がるが気にしない。
コイツ等を許すつもりはない。
「コイツ!?」
「よくも!」
他の連中も俺にかかってくる。
1人、また1人と闇魔刀で斬り殺していく。
「き、貴様!?何をしているのかわかっているのか!?こんなことをして只で済むと!!?」
「喚くな」
問答無用で男を斬り殺した。
俺は闇魔刀に付いた血を払い、納刀してその場から去った。
そして後に《地濡れの葬儀事件》として捜査されるが、唯一の生存者である少女は『何があったのか覚えていない』らしく、犯人は長らく捕らわれていない。
やがて怪談として語られ、『死者を冒涜する人は悪魔に殺される』という噂が流れた。
あ〜、やばいやっちまったよ。
来て早々問題起こしてしまった。
「くそぅ、血を洗い流せる場所を探さないとなぁ(ポツッ、ポツ、ポツ)・・・・あ?」
なんか雨降ってきた。
濡れるのは勘弁だが血を洗い落とせると思うからしばらくは濡れ
ドザアアアアアアアアアアーーーー。
「って降りすぎだろう!?」
さすがに土砂降りは勘弁!
そうして俺は雨宿りできる場所を探した。
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