暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
妹を助けろって……無理でしょう……
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、貴様 私の嫁としての自覚があるのか」
「そんなもの持ちませんし、持ちたくもありません」
「なっ!?」
なんとか追いついてみると一夏に滲み寄っている三人と優里にグサっと刺されて倒れているラウラだった。
(何……このカオス……)
「あっ!シャルです〜。シャル〜〜」
「……」
僕を見つけて、無邪気な声を上げて走ってくる優里。でも、僕はそれどころではなかった。その可愛い優里の後ろには僕を睨む無数の痛い視線。それとなんだろう……、優里がいつもと違う……。
(………完全に僕のせいにされてるね……)
ドンと僕に抱きつく優里。僕は少しよろけながら、優里を受け止める。
「えっと……。優里……、もう用事は済んだの?」
「はい。ちゃんと、申込書を渡してきました」
そう言って、笑う優里。その笑顔に鼓動が早くなるのを感じて、照れ隠しで顔を逸らして話す。
「そう。なら、良かった。ねぇ、優里って………」
「那、珂………さん……居た………」
僕の声を遮ったのは、その弱々しい声だった。その声を聞いた途端、優里はその女子生徒に向かって走る。
「あっ!更識さん、どうしたんですか?」
「…………これ」
「?これって………」
優里に紙を渡すと更識さんと言われた女子生徒は回れ右をして走り去って行く。優里はその紙をしばらく見つめると振り返ると僕の手を握る。
「さぁ、シャル。部屋に戻りましょう」
「うん。じゃあ、皆 バイバイ」
その後は部屋に戻って、いつもの様に過ごした。
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