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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
イジメですよね?これ
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「えっ……と……。これはどういう……冗談なんでしょうか……?織斑先生……」
私は苦笑い&ロボット動きで一縷の希望を持って織斑先生を見るがそこに立っていたのは優しい優しい千冬お姉ちゃんでは無く、鬼の織斑先生でした。
「那珂?私が今まで冗談を言ったことがあったか?」
少し低い声にブルブル震えながら、速攻首が壊れるほど横に振る。
「無いです」
「だろ?」
何故か嬉しそうな織斑先生。私には鬼にしか見えません……。
私は自分の置かれている状況を整理するために一連の行動を振り返っていた。
今日はいつもより早く授業が終わったのでアリーナで身体を温めようと思って、ここに来たはず。その前に一緒に訓練してくれそうな人達を探したが見つからず、仕方なくアリーナで一人孤独に訓練をしていたーーその時に入り口の方からの大勢の人が押し寄せる足音が聞こえて、振り返って見れば 顔見知りの集団がこれまた何故か顔を赤くして織斑先生に続いて並んだというわけだ。そして、今は私を説得している最中と………。………………。本当、何してんだ この人達……。
よく聞いたら、囁くというか呟き声が聞こえるし……。
「一夏と……一夏と………ふふふふふ」
「こっこれはそう。リベンジよ、リベンジ。別にやましいことなんて無いんだから」
「一夏さんとあんなことやこんなこと。ホホホホホ、これは勝ちませんと」
「嫁たちとあんなことやこんなこと出来るのか。フフフフ……」
一人は一人ブツブツと最後に気持ち悪い笑みを浮かべてるし、もう一人は現実逃避してるし。他の二人は……見なかったことにしよう……。二人の考えているあんなこととこんなことを考えたくもない……。
でも、この四人の反応で何と無く千冬お姉ちゃんがこの集団に何を吹き込んだのか分かった。しかし……。私はその怪しい四人の横に二人して大人しくしている一夏とシャルを見る。
この二人がなんで、千冬お姉ちゃんに従うのか分からないんですが……。
???
アリーナ乱入まで数分前。
(那珂のISは束が作ったものじゃないと言っていたな……。得体の知れないISか……、束が関わってないから奴を問い詰めるわけにはいかないし……。これは一旦、性能を確認しておいた方がいいのではないか?それに那珂が使うあの……【清風明月】……とか、言ったか?あの技も気になるし……この二つを都合良く確認できる方法は無いか?)
「シャルル。今日も付き合ってくれよ」
「うん。いいよ」
「待ちなさいよね!今日はあたしとでしょう!?」
「いや。私とだ!」
「いえ。わたくしと!」
「嫁と練習か、いいな」
「………」
またいつものように馬鹿騒ぎして前を通りすぎる集団。その集団を見て、ピンと思いつく。
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