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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
イジメですよね?これ
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なんとか盾でガードしたけど、あと数秒後だったら……僕もあの二人みたいに撃墜されてたかも……。

「なんでですの……!いつもいつもわたくしばかり……」

「力が及ばなかったようだ……」

地面に座り、ISを解除するセシリアとラウラ。二人と背中を丸め、トボトボと織斑先生の所へ向かう。
(残るのは……)

「やぁああ!!!」

「ッ」

鈴はなんとか優里の攻撃を防いでいるようだけど、そんなに優里に集中してると後ろから。
(ほら……)
ガブ。腕を噛まれて、横の壁に投げられる鈴。その鈴に加速した優里がトドメを刺す。

「……これで。三人目と……。次は誰ですか?」

???

私ははぁ……、はぁ……と荒く息をしながら 攻める手をやめないが銀狼に話しかける。このまま、続けてもこっちが不利になるだけだ。不本意だが、アレを……使うしか……。

『優里大丈夫か?』

(大丈夫じゃない……です……)

『ふん。お前がワタシに素直に限界を伝えるとは、余裕がないみたいだな……』

(………えぇ………。あの、銀狼……)

『どうした?』

(アレを使いたいんですが、協力してくれますか?)

『アレ?お前、アレを使うくらいなら死んだ方がマシって言ってなかったか?』

(確かに言いましたが、この際そんな事言ってられません)

『なら、相手は?あの黒髪の坊主か?まさか、あのポニーテールの子を狙うわけじゃないだろ?』

私は目線で伝える。しかし、銀狼は不満なそうで。

『……?一番、ここから距離が近いのはあの二人だぞ?何故、わざわざ遠い方に』

(彼の方がいいんですよ。私の正体を知ってますし、後で説明したら許してくれそうですし)

『ワタシは彼の方が後後怖いと思うのだが、まぁ主がすると言うのだ。それに付き合うまで』

(じゃあ、一。二。三で)


「GO!!」

???

「ほらほら。まだまだ行きますよ。箒!!」

「クソ。私はお前が幼い頃から嫌いだったんだ」

「そうですか?なら、私と同じですね?」

お互いニヤリと笑う。二刀流対二天一流、箒はじわじわと攻めるに関して私は速さにものを言わすものではっきりいって互角だった。私は体力が落ちてるので箒の方が実を言うと強い。チラッと銀狼の方を見ると約束通り、誘導してくれたみたいで私もそろそろ切り上げてあっちに行かなくては。

「よっ」

重なった剣を箒の方へ押し返すと後ろに飛びのける。そのまま、後ろを振り返るとある場所に向かう。後ろから箒の声が聞こえるが気にしない。はっきり言ってそれどころでは無いのだから。

「こら。優里〜、貴様逃げるのか!」

「逃げません。一旦、身を引くだけです」

???

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