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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
イジメですよね?これ
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「なら、好都合ですわね」

【双天牙月】が斜め後ろから飛んでくる。それを振り向き様に【鬼切】で弾き飛ばして、【ブルー・ティアーズ】が変幻自在にビームを撃ってくる。それを【行雲流水】でフラフラと避ける。

「ッ!チョロチョロと……」

「仕方ありませんわね……ここは後ろのお二人に任せましょう」

鈴音とセシリアが二人して、退却。
(………………)

「次は僕達だね!行くよ!ラウラ!」

「嫁を倒すのは、私達だからな!」

ビゥーン。ドンッと飛んでくるビームと弾丸。
私を中心に適度な距離を取って、クルクル回りながら撃ってくる。弾丸は鬼切で切りながら除けていく。ビームには少し当たったが、かすり傷適度なので気にしない。

「チィ!弾切れだ!」

「僕も。箒、一夏お願い」

後ろに下がるラウラとシャルに続き、前に出る箒と一夏。
(そう。私をこんなくだらない戦いに巻き込んどいて。自分達はキャキャフフと…………あ。ははははははは…………。う・ざ・け・なッ!!!!!)

極限の怒りから笑いがこみ上げてくる私。

「あっはははははははは」

「…………えっと、優里?」

「壊れたのか?」

私がお腹を抱えて笑うと目に溜まった涙を拭き、前を見つめる。
そこにはポカーンとしている六人。

「…………いえ。すいません、なんか皆さん一生懸命なのに私随分 手を抜いてたな……と思いまして……。で、こんなことにも気づかなかった私がバカだな……と思って、笑いが出たんです。すいません、突然笑ってしまって」

ぺこりと頭を下げると【鬼切】を構える。周囲を見渡して、丸いものを見つめる。

「安心して下さい……。私もやっと本気に慣れそうですから……。本当すいません、随分時間をかけてしまったみたいで……」

(……【清風明月】)

私を光が包み込む。その中、ISスーツが破け 侍のような格好になって行く私。その傍らにはいつの間にか白銀の狼が居て。手に握っている剣で光を切る。その剣を六人に向ける。

「さぁ、何処からでもかかってきてください!皆、捻り潰してやりますよ」

銀狼と走りながら、銀狼に話しかける。

(銀狼は後ろの二人中心に攻撃、私は前の二人を攻撃して行きます)

『了解……。だが、大丈夫か?疲れてるように見えるが……』

(なんですか。また、心配ですか?)

『そんな邪険そうに扱うなよ、老母心だ。まぁ、前のようになるなよ』

(………)

「分かってますよ……」

六人に近づき、私は右から銀狼は左から攻める。

???

(これは……)

「ッ!やりますね??鈴音さん」

「鈴でいいわよ」

キン!キン!と鉄と鉄がぶつかる音がする。

「!?
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