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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
イジメですよね?これ
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った。
(以上って。こんな数……どうやって倒せって言うんですか……。箒はいつの間にか専用機持ってますし……。もう素直に倒された方がいいんじゃあ……)
「開始!!」
沢山の私欲が入り混じった勝負が今、風を切った。
???
「優里さん、スキありですわ!!」
「もう!当たらないくせに無駄に数が多いなんて……なんとセシリアらしい技なんでしょう……ッ」
私はセシリアの【ブルー・ティアーズ】から変幻自在のビームから逃げていた。
(あの。自立機動兵器、なんであんなに無駄に数が多いだろう……。あと、二機少なかったら セシリアなんてあっという間なのに……)
「ゆ〜う〜り〜さ〜ん〜〜?ホホホホホホ、さっきの呟きはわたくしの空耳ですわよね?当たらないくせにとか無駄に数が多いとか失礼な言葉が聞こえた気がするんですが……」
「いえ。空耳では無いですよ?セシリアの耳は正常です」
「ッ!!戸惑うどころが即答って。わたくしの狼藉を認めますの……ホホホホホホ……」
セシリアが血管でひだいに怒りマークを少なくても三つ作っている。その表情に一夏じゃないが、ビクッとなる。しかし、自分から私に飛び込んでくれるんだ。このチャンスは物にしなくちゃ……!と顔を引き締めるが、そう簡単行くわけもなく……。
「こらっ!セシリア??何、連携乱してるのよ??」
「そうだぞ!セシリアは真ん中だ!」
「セシリア、優里は一人で勝てる相手じゃない。ここは力を合わせないと」
「そうだよ、セシリア。優里の言葉に騙されちゃダメ」
「嫁はあぁ見えて、腹黒だからな」
「……皆さん。わたくしとしたことが……。目の前の怒りに身を任せてましたわ……」
セシリアが元の場所に戻ると私の方を見る。私は心で舌打ちをする。
(チィ!あの連携をどうにか出来ると思ったのに……。そう上手く行くわけないか……)
【鬼切】を構えるとまた箒、一夏の攻めに堪える。何故、避けないのか……それは避ければ中継組“セシリア&鈴音”が絶妙なタイミングで追撃をしてくるからだ。だからと言って、その真ん中組を先に潰そうとしたら後衛組“ラウラ&シャル”に射撃される。この勝負が始まって、この繰り返しで正直こっちもイラついている。だからといって、それを表面に出すことはしないけど……。
「………」
「クソッ!やっぱ、当たらないな……」
「焦るな、時間はまだある」
箒の【雨月】と【空裂】を【鬼切】で攻撃を防ぐと横から一夏の【雪片弐型】が切ってくる。それを箒の剣を上に弾いて、後ろに飛びのける。一夏はそれを見て、悔やみ。箒は一夏の肩を撫でて、慰める。
(………ふーん……)
「………」
「こっちに背を向けるなんて、あたし達のこと忘れてるのかしら」
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