暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
イジメですよね?これ
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「貴様ら、暇なら私に付き合え」

???

『優里を倒したら、好きな人を一日好きに出来る券!?』

織斑先生の話に皆が食いつく。皆が先ばっていて、興奮が冷めないらしい。

『あぁ、貴様らもいい練習相手になるだろう?悪い話では無いと思うが?どうだ?』

『そうですね。私は参加します』

そう言って、ニヤニヤと頬を緩めるのは箒。目は虚ろで完璧に妄想に飛んでるみたいだった。

『あっ、あたしも参加します』

『わたくしも参加いたしますわ』

『嫁を倒すのは気が引けるが教官の命令とあらば仕方ないだろう』

そして、ニヤニヤし出す三人。なんか、軽くホラーだよね。

『シャルルはどうする?』

『僕は……』

シャルルin心の中

(一夏に問われて一瞬考えるが“好きな人を一日好きに出来る券”という響きがあまりにも魅力的で思わず織斑先生側につきそうになる。
ダメだよね。だって、優里が可哀想だし それにそんなことしなくても優里は前、僕の買い物に付き合ってくれた。だから、こんなことする必要が無いよね。うん、そうだよ。頑張るんだ!シャルル。私欲に負けちゃダメ!!)

一夏in心の中

(“好きな人を一日好きに出来る券”かぁ〜。

俺はぼんやりと考える。そういえば、今頃優里と遊んでないよな……。
優里の……私服………。前に遠目に見たが凄く似合っていた。フリがついた白いシャツと淡いピンクのカーディガンの組み合わせが小柄な優里によくに似合っていて……あの時、隣にいたのはシャルルだったけど もし俺がその隣で……そして何気無く手を繋げたら……。……………。)

『一夏?顔赤いけど大丈夫?』

『あっあぁ。大丈夫だぞ』

『そう?なら、いいけど』

(ヤバッ??優里の私服ヤバイ??見たい??しかし、親友を裏切るわけには……)

??

「あの……。一夏とシャルがそこに居るのが私には全く理解出来ないんですが……」

「その……」

「えっと……」

「「この方が面白いかなって……」」

一夏とシャルは互い気まずそうに私から視線を逸らすと完璧にシンクロした回答が帰ってきた。

「そんな理由で千冬お姉ちゃんの遊びに付き合わないで下さい!!」

バシンッ!!

「誰か遊びだと?那珂?良かったら、私一人でお前の相手をしてやろうか?」

「いえ……結構です……」

頭を抑えて涙目で睨まれた二人は心の中で同時に呟いた。

((私欲には勝てなかった……))と。

???

「では、ルールを説明するぞ。那珂は決められた時間に撃墜されずに逃げ切れられたら勝ち。那珂以外は制限時間までに那珂を撃墜。以上??」

私は織斑先生の声を聞きながら、内心文句ダラダラだ
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