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転生とらぶる
マブラヴ
1001話
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んな方法も検討しておいた方がいいのかもしれない。
 特にPMC、いわゆる民間軍事会社のS.M.S辺りからなら、専門の人員を借りるのも難しくはないだろうし。

「まぁ、情報収集に関してはエザリアを始めとした政治班に任せるとして……直近の話題はやっぱりプロミネンス計画か」

 基地の完成の記念式典と、プロミネンス計画の開始を告げる記念式典は両方一緒に行われる事になっている。 
 その式典は当然世界中の国々が集まってから行われる訳で、当然それまで俺は暇な訳だ。……いや、記念式典には出る予定がないけどな。ああいう退屈な式典に関しては、それこそエザリアとかの政治班に任せるに限る。
 あやかや千鶴辺りが出る事になるかもしれないが、その辺に関しては財閥や会社の令嬢だ。慣れているだろう。
 となると、本当に今やるべき事はないんだよな。
 ハイヴの攻略に関しては、とてもじゃないが手が出せない状況だし。
 いっそ勝手にハイヴ攻略をするか? と思わないでもないが、もしそんな真似をすれば間違いなくレモンやコーネリア、エザリアといった責任者達に叱られるだろうし、何より勝手にハイヴを攻略すれば、折角上手くいっているこの世界の国々との関係が壊れる事にもなりかねない。
 なら、そうだな。久しぶりに実働班の訓練に混ざるというのもいいかもしれない。
 レイも結構実力を上げてきているって話だし、それを考えれば一度手合わせしてみるのも悪くないだろう。
 そうと決まれば早速実働班に合流すべく、影のゲートへとその身を沈めていく。
 確か今日はシミュレータでの訓練だった筈。





「おわぁっ!」

 シミュレータが幾つも置かれている部屋、そこの影から突然姿を現した俺を見て、アウルが驚愕の声を上げる。
 美砂との件で多少ギクシャクした感じではあったが、それも今は大分収まってきている。
 本人がそれを吹っ切ったって訳じゃないんだろうが、それでも前を向いて進んでいくのは何よりだ。
 ……何か微妙に爺臭いような……
 一瞬そんな風に思ったが、すぐに意識を切り替えて笑みを浮かべてこちらを見ているコーネリアの方へと近づいていく。

「こっちに顔を出すのは珍しいな」
「そうか?」
「うむ。訓練自体は殆どしていないというのに、それでいてシャドウミラー最強の男なのだからな。狡い男め」
「一応これでも潜り抜けてきた戦いの数が違うからな」

 他の世界に行っては戦いに巻き込まれるのだから、正直な話俺以上に実戦経験が豊富な人物というのは、まずいないだろう。
 本当にトラブルに好かれているというか何と言うか……

「ま、それはともかくとしてだ」

 呟き、周囲を見回す。
 ムウやイザークと言った古参のメンバーから、スレイやムラタのように既にベテラン
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