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スレンダーマン?がダンジョンに潜るのは間違っているだろうか
第二話
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あることに気がつく。中身は魔石のようだ。これが無いとあの少年はかなり困ることが予想される。
それに逃げていて気づかなかったが、もうダンジョンにもぐり始めてかなり時間が経過した。もうそろそろ引き際だ。

「さて、本来ならばお礼の一つでもしたいところですが、用が出来てしまいましたのでこれにて失礼します。お嬢さんもお気をつけて。」

少女は何か言いたそうだったが、気にせず足早に立ち去る。きっと彼女もパーティでもぐってきているのだろう。そのパーティメンバーにこの状況を見られたら厄介なことになりそうな気がする。私モンスターみたいな見た目だし。



そう考え私は来た道を辿る。迷わずに帰れるだろうか。









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