あの有名な
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かわからないものですなぁ
「 ちょっとその剣を借りますね 」
そう言った女神様に僕は持っていたものを手渡す。そしてどこからか取り出したもうひとつの短剣を重ね、小さく呟いた。2本の短剣が放つ光に目を細めながら、僕らは光が収まるのを待った。
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「 で、元の大きさに戻ったわけですが 」
僕の手には、すっかり元の大きさに戻った亞剣が握られている
「 とりあえずまた振ってみましょうか 」
「 また森林破壊しろと? 」
「 うーん。うまく力を調節できる様に私が手を加えましたので大丈夫です 」
「 で、どの程度まで収まる予定なんですか? 」
「 まぁ、ちょっと眩しいなーってくらいまではなんとか 」
・・・なんとか?
「 ここ結構蚊が多いんで、サクッとやっちゃいますよ? 」
もちろん女神様はスキ○ガードを使って蚊対策を行っている
もういいや。なんだか考えるのが面倒くさくなってきた←
いくぞー
「 えいっ 」
森林破壊にならないように、僕は剣を真上に突き上げた。
その翌日。各社新聞の一面
『 UFOの侵略か!?真夜中を煌々と照らした謎の光!! 』
『 ○○山に古代遺跡!?立ち上る光の柱の謎に迫る!! 』
『 隕石か!?山頂に出来た巨大クレーター!! 』
・・・。
「 ちょっと? 」
「 はい? 」
「 ・・・いえ、何でもないです 」
言いたいことはうまい棒の種類ほどあるが、とりあえず今日も仕事に行こう
世間を騒がせた犯人の一人は、いつもの電車に消えていった
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