2部分:第二章
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力を掌握しようとしたのだ。それは己の身を守る為のことでもあった。
だが毛沢東は衰えたとはいえ数多くの修羅場や戦場、そして何よりも党内の抗争を生き抜き国家主席にまでなった人物だ。林彪のその計画もだ。
事前に察知してだ。即座にだった。手を打ってきた。それを見てだ。
林彪もだ。すぐに動いた。中国の宿敵であるソ連にだ。
亡命しようとした。しかしだった。
それは果たせなかった。脱出途中にモンゴルで乗っていた機体が落ちて死んだのだ。事故かどうかはこの時点では不明のままだった。
だが何はともあれ林彪は死んだ。党内の抗争によってだ。そしてこのことはすぐに秋生達の下にも伝わった。これは世界的な大ニュースだった。
だが秋生はだ。この話を聞いてだ。
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