生きる者たちよ
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「いったぁ〜・・・」
「あい〜・・・」
地上に降りた(落ちた?)グレイたちは伸びてしまっている。しかしすぐにルーシィはハッピーの顔を掴む。
「てか一人しか持ってないあんたがなんで落下するのよ!!」
「ルーシィが重「その場のノリって大事だもんねーー!!」」
「何をやっているのだお前らは・・・」
ルーシィは自分で質問したのにハッピーの言葉を遮るように顔を引っ張ったり縮ませたりする。あとからゆっくりと降りてきたエドシリルはそんな二人をあきれた表情で見ている。
「エルザは?」
「向こうのエルザのところね」
グレイが頭を押さえながら体を起こす。だが、すぐに全員を何かが襲ってくる。
「敵!?」
「どこだ!?」
シャルルとグレイがそういうと、グレイたちを囲むようにたくさんの王国軍が姿を現す。
「こいつらゾロゾロと・・・」
「まるで虫が湧いてきたかのようだな」
「みんな、もうやめてよう」
「やるしかないわね」
グレイたちは立ち上がり、王国軍に向かい合う。だが、王国軍の撃った攻撃は、四人にではなく、ハッピー、シャルル、セシリーを襲う。
「うわぁ!!」
「きゃあ!!」
「ひゃあ!!」
「ヤロウ・・・」
辛うじてレーザー避けた三人、グレイは王国軍に応戦するが、王国軍はハッピーたちへの攻撃をやめない。
「なんでハッピーとシャルルとセシリーばっかり!!」
「逃げたエクシードどもは、ほとんど魔水晶に変えた」
「「「「「「「!?」」」」」」」
「後はそこの三匹のみ!!おとなしく我が国の魔力となれぇ!!」
王国軍はハッピーたちにレーザーを放つ。ハッピーはシャルルとセシリーの手をとってかわす。
「自分たちの魔力のために、エクシードはどうなっても構わねぇってのか!!」
グレイは両手を合わせて魔法の準備をする。王国軍はそんなグレイを止めようと飛びかかる。
「それがこの世界の人間なのか!!」
しかし、グレイはそんな王国軍を地面から氷を出現させて凪ぎ払う。
「第三水魔法、津波!!」
エドシリルも同様に、怒りを露にして王国軍に魔法を撃ち込む。
「仲間はやらせねぇぞ!クソヤロウども!!」
「天輪・三位の剣!!」
「重力の鎗!!」
一方、エクスタリアでは、妖精女王と妖精狩りの激しいぶつかり合いが繰り広げられていた。
「氷炎の鎗!!」
エドエルザはテン・コマンドメンツを二つに分断し、片方に炎、もう片方に氷を宿してエルザに斬りかかる。だが、
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