生きる者たちよ
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必然だ!!』
ドロマ・アニムの右腕から俺たちに向かって魔法弾が撃たれる。俺たちはそれをなんとかかわす。
「自分の都合のいい理屈ばっかりこねてんじゃねぇ!バカやろう!!」
「必然だか何だか知らねぇが、こんなもんは俺たちがぶっ壊してやる!!」
「俺たちは絶対お前を倒してやるんだ!!」
「天竜の咆哮!!」
ウェンディが天竜の咆哮で対抗するが、ドロマ・アニム黒天の盾によって防がれてしまう。
『フハハハハハ!!魔力の無駄遣いはやめてほしいな!!貴様らの魔力は全てワシの物なのだから!』
「冗談抜かせ!!俺の魔力は俺の物だ!!他の誰の物でもねぇ!!」
「そうだ!!ましてやお前なんかの物であるはずがない!!」
ガジルさんはドロマ・アニム黒天の後ろに回り込み、俺は正面から飛び込む。
「鉄竜棍!!」
「水竜の鉄拳!!」
『フン』
ガジルさんが鉄竜棍を、俺が鉄拳を撃ち込むが、突然ドロマ・アニムが光を出して俺とガジルさんを撃ち落とす。
『貴様らの魔力も、命も、全てはワシの所有物だ!!フハハハハハ!!』
ファウストは高笑いをし、俺たちはドロマ・アニム黒天の圧倒的な力に息を乱す。
「ふざけんなぁ!!」
ファウストの言い分にナツさんは怒り、拳を握り叫んだ。
第三者side
一方、王国軍と戦っているエドラスの妖精の尻尾たちは、激しい戦いを繰り広げていた。
「ジュビアちゃん!かっこいい!!」
「くっつくな!!お前も向こうのグレイみたいに、少しは身軽になれ!!」
「ガーン・・・」
エドグレイはエドジュビアを褒めるが、エドジュビアに怒られてしまいショックを受ける。
そんな中グレイは、一人の王国軍の胸ぐらを掴み持ち上げる。
「てめぇら!本気で自分等が間違ってねぇと思ってんのか!?」
「そ・・・それは・・・」
「そんなことないわ。この中にも、国王に反対している者はいるはず」
エドミラはそう言いながら剣を振るって王国軍を凪ぎ払う。
「逆らえば命がないから、やむなく従っているのよ!」
「争いなんて、虚しいばかり・・・」
今度はどこからともなく現れたエドカナが悲しそうな顔を浮かべながら言い、
「みんなでティーパーティーでもする方が、よっぽど楽しいですのに!」
魔法少女のような杖で王国軍の顔を叩く。言ってることとやってることが違うような・・・
「それでも今は、こいつらを撃退するしかない!!」
「ところでアースルーシィ」
ムチを構えて王国軍に向かい合うルーシィにエドルーシィが話しかける。
「そこのメガネって、お前の彼氏か?」
「!!違う違う!!この
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