生きる者たちよ
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「やぁっ!!」
「はぁっ!!」
王国軍に対し、ココは蹴りをかまし、エドシリルはパンチを入れる。
「撃てぇ!!」
王国軍は銃を構えてエドシリルたちに発砲する。
「魔法弾!?」
「ったく!」
魔法弾をルーシィたちはよける・・・しかし、その内の一発がハッピーの方へと飛んでいく。
「うわぁ!!」
「ハッピー!!」
「危ない!!」
ドガァ
ハッピーに当たりそうだった弾丸を、シャルルがハッピーを庇ってもろに受けてしまう。
「きゃあ!!」
「「シャルル!!」」
ハッピーとセシリーは倒れたシャルルに駆け寄る。
「やべ・・・エクシードに当てちまった!!」
「バカやろう!!あれは俺たちの魔力になるんだぞ!!」
誤ってシャルルに魔法弾を当ててしまった王国軍の一人に対して、隣にいた王国軍がそう言う。
「シャルル〜!!」
「しっかりして!!シャルル!!」
セシリーとハッピーがシャルルの体を揺するがシャルルは苦痛に顔を歪めたまま倒れている。
「クソ!!数が多すぎる!!」
「きゃああ!!」
ロキが王国軍の数にの多さにぼやき、ルーシィが魔法弾を背後から受けてしまう。
「まだまだぁ!!」
グレイは魔法弾を撃ち続ける王国軍を凍らせるが、
「「ぐああああ!!」」
上から襲い掛かってきたレギオンによって二人は殴り飛ばされる。
「第二水魔法、洪水!!」
エドシリルが洪水で王国軍を流し去ろうとしたが・・・
「うああああ!!」
後ろからの魔法弾を浴びて倒される。
「「!!」」
ルーシィとココも次々と撃ち込まれる魔法弾に当たってしまう。
「このままじゃ、みんな死んじゃうよ・・・」
ハッピーが次々と倒されるルーシィたちを見て涙を流す。
「誰か・・・助けて〜・・・」
セシリーが涙を浮かべてうつむきながら言う。
王国軍は倒れたルーシィたちを囲み、槍の突きつける。
絶対絶命のその時、地面から紫色の木が生えてきて、その木がレギオンたちの首に巻き付き動きを封じる。
「な・・・なんだこれは!?」
「木が生き物みてーに」
「な・・・なんだ・・・!?」
王国軍とグレイは突如出現した木を見て驚く。
その木は地面からどんどん伸びてきて、やがて大きな木となる。
「ま・・・まさか・・・」
「逃げてばかりの奴等が・・・」
王国軍はその木に掲げられているギルドマークを見て口々に言う。
「行くぞぉぉ!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
「仲間との絆の力、見せてやろーぜ!!」
その木の中から出てきた人間たちが王国軍に突進する。
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