第四十話【sts編】
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をかしげる。
そんなやり取りをしている内に周りをすっかり囲まれてしまったらしい。
前方に赤い髪の子供とピンクの髪の子供。
後ろに青髪の少女とオレンジ色した髪の少女。
更に上から二十歳ほどの茶髪と金髪の女性が降りてくる。
皆一様にその手に持った武器を此方に向けている。
『リイン』
『あ、なのはさん』
『彼らは?』
『それが行き成りあのガジェットの爆発の中から現れたんですぅ』
『爆発の中から?』
金髪の女の人が会話にまざる。
『そうなんです』
そんなやり取りの後金髪の女性が此方に数歩歩み寄り話しかけてくる。
『私は管理局機動六課のフェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。現在このエリアは立ち入り禁止区域に指定されています、出来ればどういった理由でここに立ち入ったのか理由を聞きたいのですが』
は?フェイト・テスタロッサ・ハラオウン?
俺は隣に居たフェイトへと視線を移す。
「へ?私?」
少々混乱しているとこちらのなのはが俺の袖をひいて言葉を発する。
「ねえ、お兄ちゃん。あの人たち何て言っているの?」
「ああ、そう言えばなのははミッド語を教えていなかったっけ?」
さて、基本的な事だが、ミッドの公用語は(この作品の扱いとしては)日本語ではない。
まあ、地球上ですら数多くの言語がるのだ、異世界の言葉が日本語だなんて事はあるはずも無い。
恐らくアニメなどは意思疎通の魔法でも使っていたのだろう。
とは言っても俺はズルして覚えたんだけど。
「ミッド語?それってどこの言葉?」
俺達の会話を聞いて今度は慌てるのはあちらの番。
「え?日本語?あなた達日本人なの?」
「ええ、まあ」
「じゃああなた達はどうしてこんな所に?」
「こんな所と言われてもここが何処か解らないんですが、ちょっとした手違いを起こして気が付いたらここに居たんだ」
「え?じゃああなた達は次元漂流者?」
「さて?それはどうなんでしょう?まあ、ここが日本じゃないと言うのはわかりました」
その言葉を聞いてフェイトさんは後ろにいる大きななのは…なのはさんとなにやら打ち合わせをするともう一度此方に向き直った。
「あの、ここじゃ何だし、隊舎の方に場所を移して話を聞きたいんだけど」
フェイトさんの申し出に俺達は三人で話し合う。
「アオ」
「お兄ちゃん」
「…取り合えず招待を受けよう。ここが何処だか解らないと帰りようがない」
「そうだね」
「わかった」
「アオに任せるよ」
3人の了承を得る。
「それじゃバリアジャケット解除してもらって、後を付いてきてもらえる?」
余談だが、俺達
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