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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
圏内事件
第13話
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合>の入団基準をクリア出来たのは事実だが……』
その会話の最中…、
≪ヒュンッ≫
シュミット『??』
突如、剣閃がシュミットを襲い、シュミットはその場に倒れ込んだ。
シュミットは肩に目をやると、自分の肩に刺さっている1本の短剣に目が止まった。その後シュミットが自分のHPバーを確認すると、グリーンに点滅する枠に囲まれている。麻痺毒だ。
すると…、
『わーお、ワンダウン??』
『……。』
子供っぽい言い方と、エストック(細剣の一種)をヨルコとカインズに向ける2人のプレイヤーがいた。
しかも、2人共オレンジカーソルつまり犯罪者だ。
『確かにコイツはデカイ獲物だ。<聖竜連合>の幹部様じゃないか……。』
更にもう1人出てきた。しかもその手には包丁のような大型のダガーが握られていた。
シュミットはその顔ぶれに憶えがあった。
シュミット『殺人ギルド<ラフィン・コフィン>。』
殺人ギルドとは、レッドカーソルのプレイヤー(殺人者)で構成されたギルドのこと。
無論<ラフィン・コフィン>のリーダー PoHもレッドカーソル。
そして、包丁のようなダガーを持っているのがPoH張本人。子供っぽい言い方をしているのがジョニー・ブラックで、エストックを持っているのが〈赤眼のザザ〉ことザザ。3人共、<ラフィン・コフィン>の幹部である。
PoH『さて、どうやって遊んでやろうかね?』
ジョニー・ブラック『アレやろうよヘッド??“殺しあって最後に生き残った奴だけ助けてやろうぜゲーム”??』
PoH『そんな事言っといてお前、この前最後まで残った奴も殺したろ。』
ジョニー・ブラック『ちょっとヘッド、先にそれ言っちゃゲームになんないっすよ??』
やはり、彼等の話を聞いているだけでも怖い。
流石は殺人ギルド<ラフィン・コフィン>。オレンジギルドとは格が違う。
ザザ『ふっ……。』
シュミット『??』
ザザが黒い笑を浮かべた時、シュミットは恐怖のあまり、全身鳥肌が立ちそうになった。
PoH『さて、取り掛かるとするか。』
するとPoHは手に握られたダガーを振り上げた。どうやら3人を殺すつもりらしい。
そしてダガーがシュミットに襲い掛かろうとしたその瞬間…、
≪ピタッ??≫
PoHは動きを止めた。
すると地平線から、馬が2騎こちらに走って来た。シュミットもそれに気付いた。
馬が足を止めると、キリトとサチが降りて来た。そう、彼等は馬に乗ってここまで来たのだ。
キリト『ギリギリセーフってとこかな?』
サチ『間一髪だったね。』
2人は馬を返して言った。
キリト『さてどうする?もうすぐ援軍が到着するが……』
サチ『攻略組約30人を相手にする?』
そして2人は武器を装備した。ジョニー・ブラックもだ。現段階での戦力差は3:2でキリト
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