8部分:第八章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
だ。
アール=ウォーレンが人種差別主義に基き日系人達を政治家として迫害したことは事実である。そしてそれにより多くの者が犠牲になったこともだ。
だがその彼が人種分離政策を否定する判決を行い合衆国の未来を開いたこともアフリカ系アメリカ人達の人生を切り開いた事実だ。彼の自伝では過去を誤りだとし深く後悔していると述べている。
このことを糾弾されたが故の韜晦や虚言だと言うこともできるだろう。批判を受けてそれで取り繕うことも世の中にはままあることだからだ。
しかしその彼が合衆国の人種問題の解決に貢献したことも事実だ。人種差別を行った者がだ。彼の変化の真実は彼にしかわからない。しかし事実は事実として残っている。彼は紛れもなくアメリカ合衆国歴史を前に進めた。その過去からはじまって。
過去、現在、そして未来 完
2011・12・27
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ